株式会社CREOK（本社：東京都江東区、代表取締役CEO：桜井 吉男）は、プロロジスが運営する都市型物流施設「プロロジスアーバン東京錦糸町1」において、2025年9月8日、TikTok Shopに特化したライブコマース専用拠点「CREOK LAB（クレオクラボ）」のお披露目会を開催しました。
この施設は、国内初かつ最大規模のTikTok Shop特化型ライブコマース専用施設として、多くのブランドやクリエイター、パートナー企業に向けた新たな事業基盤を提供することを目的としています。
この記事の目次
CREOK LABの主な特長
CREOK LABは、TikTok Shopの急成長するマーケットに対応するため、充実した設備と支援体制を整えています。主な特長は以下の通りです。
専用スタジオ完備
照明設備や音響機器を備えたライブコマース専用スタジオが設置されており、各ブランドの世界観を再現できる個別ブースが完備されています。これにより、高品質なライブ配信が可能となっています。
ワンストップ支援
スタジオの貸出しから、ライブ配信サポート、タレントやインフルエンサーのキャスティング、運用代行、広告枠提供、成果報酬型プランまで幅広いサービスを一か所で提供しています。これにより、ブランドやクリエイターは効率的にライブコマースを展開することができます。
拡張可能な設備
床面積約980㎡のスペースに現在15ブースが設置されていますが、需要の増加に応じて20ブースへの拡張も予定されているとのことです。これにより、より多くのブランドやクリエイターが同時に活動できる環境を整備していくようです。
将来構想
将来的には物流機能も内包し、配信から商品発送までを一貫して提供できる体制へと発展させる計画があるとのことです。これにより、ECビジネスの効率化と顧客満足度の向上を目指しているようです。
市場背景とCREOKの実績
TikTok Shopは2025年6月30日に日本国内でサービスを開始したばかりですが、わずか2か月という短期間で市場は急速に成長を遂げています。その成長率はグローバルでもトップ水準に位置づけられているとのことです。
CREOKが運営するアパレルアカウントでは、8月のGMV（総取引額）が2,500万円に達し、日商でも既に120万円を記録するなど、着実な成果を上げていると報告されています。
CREOK社の調査によると、8月におけるTikTok Shopプラットフォーム全体での月間GMV（商品取引高）は13.5億円に達しており、この成長率が維持されれば年内に1,100億円規模の市場に成長する可能性があると予測されています。
桜井吉男CEOは、TikTok Shopを「まさに化け物プラットフォーム」と評し、「売れるかどうか不確かな時代に、"確かに売れる仕組み"を作る」という言葉で、今後の市場拡大への強い意欲を示されています。
関係者からのコメント
TikTok Shop Japan ゼネラルマネージャー 執行役員 邱 開洲 氏
「日本市場はTikTok Shopグローバルの中でも極めて高い成長率を示しています。CREOK LABの開設は、ブランドやクリエイターの成功を加速させる重要な拠点になるでしょう。CREOKを公式なTikTok Shopパートナーと認定し、協業を強化していきたいと考えています。」とコメントされています。
プロロジス マネージングディレクター 上席執行役員 中村 明夫 氏
「当施設は多目的利用を想定して設計されていましたが、ライブコマース基地としての活用は画期的です。引き渡しから1か月での設備構築は驚異的なスピードであり、今後のEC進化を象徴する事例になると期待しています。」と述べられています。
今後の展開
CREOK LABは、単発のプロモーションに留まらず、ブランドとクリエイターが共に発展するエコシステムを構築することを目指しているとのことです。中長期的なパートナーシップを前提に、持続可能な支援体制を整え、新しい消費トレンドや市場の開拓に挑戦していく方針だと発表されています。
お披露目会の終盤には、プロロジス、クレオク、オセアグループ、TikTok Shop、東通建物の関係者が登壇し、テープカットセレモニーが執り行われました。新拠点の門出を祝うとともに、業界の発展と企業間協業の深化に対する期待が表明されました。
施設概要
- 名称：CREOK LAB（クレオクラボ）
- 所在地：東京都墨田区錦糸町（プロロジスアーバン東京錦糸町1内）
- 面積：約980㎡
- ブース数：15ブース（順次20へ拡張予定）
- 主な機能：ライブコマース専用スタジオ／撮影ブース／レンタルスタジオ／プロモーションスペース
会社概要
- 社名：株式会社CREOK
- 所在地：東京都江東区毛利2-9-20
- 代表者：代表取締役 CEO 桜井 吉男
- 事業内容：TikTok Shop運営支援、ライブコマースインフラ提供、ブランドコンサルティング
急速に成長するTikTok Shopのライブコマース市場において、CREOK LABは国内最大級の専用施設として、多くのブランドやクリエイターの事業成長を支援する重要な拠点となることが期待されています。今後のeコマース市場の進化とともに、ライブコマースという新しい販売チャネルがどのように発展していくか、注目されるところです。
出典元：株式会社CREOK プレスリリース
