
W2株式会社(東京都中央区、代表取締役:山田大樹)が提供するコマースプラットフォーム「W2 Unified」が、株式会社山口油屋福太郎(福岡県福岡市、代表取締役社長:樋口 元信、以下福太郎)の公式オンラインストアに導入され、ECサイトのリニューアルを支援したことが発表されました。W2は、事業形態に合わせた最適なコマースプラットフォームを提供している企業です。
今回「W2 Unified」が導入されたことで、従来別々に管理されていた店舗・ECサイト・電話通販における顧客情報と受注情報の完全な統合管理が実現されました。これによって、全チャネルでポイントを共通利用できる仕組みが構築されたほか、LINEを用いた継続的な顧客とのコミュニケーション創出が可能になっています。
この記事の目次
システムリプレイスの経緯と目的
明太子や「めんべい」といったヒット商品を展開する福太郎では、従来店舗とECサイトで別々のシステムが運用されており、会員情報やポイントが統合されていないことが大きな課題となっていました。この課題により、店舗で獲得したポイントをECサイトで利用できない、またその反対の状況が生じており、顧客の利便性を大きく損なう結果となっていました。
このような状況を踏まえ、将来の事業拡大を視野に入れながら、ECサイトと店舗、さらには電話通販を含むすべてのチャネルの情報を統合管理する必要性が認識されました。その結果、OMO(Online Merges with Offline)の実現と、複雑なギフト配送業務の効率化を両立できる拡張性と柔軟性を備えた「W2 Unified」の採用が決定されました。

リプレイスプロジェクトで解決された3つの主要課題
今回実施されたシステムリプレイスプロジェクトでは、以下の3つの重要な課題に対して解決が図られました。
店舗・ECサイト・電話通販の情報を単一システムで統合しOMOを実現
店舗、ECサイト、電話通販という全チャネルの顧客データと受注データを一元的に管理できる体制が整えられました。この統合により、顧客はどのチャネルで購入した場合でも共通のポイントやクーポンが利用可能となり、顧客の利便性が飛躍的に向上しました。さらに、社内においても店舗部門とEC部門が同じデータを参照できる環境が構築されたことで、部門間の連携が強化され、全社的な視点でのマーケティング戦略の策定が可能になりました。
複雑なギフト配送業務の効率化により店舗の伝票枚数を70%削減
お中元やお歳暮のシーズンでは、1回の注文で複数の配送先を指定するニーズが頻繁に発生します。今回のシステム刷新により、複数の配送先を一括で処理できる機能が実装された結果、店舗における配送受付業務での伝票枚数を約70%削減することに成功しました。これにより、オペレーション負荷の大幅な軽減が実現されるとともに、顧客の待ち時間も短縮され、「店舗DX」の推進が達成されました。
LINE連携で観光客などの一見客をリピーターへと育成
観光客の利用が多い福太郎においては、店舗での購入が一度限りの接点になりやすいという課題がありました。この課題を解決するため、LINE連携機能が活用され、店舗購入時にLINE会員証の提示や会員登録を促すフローが整備されました。2025年10月の本格運用スタート以降、着実に新規会員の獲得が進んでおり、帰宅後の顧客に対してもECサイトを通じて福太郎の魅力や商品情報を継続的に発信することで、長期的な関係構築と再購入を促進するサイクルの構築に成功しています。
株式会社山口油屋福太郎からのコメント
今回のシステム刷新にあたっては、単純にECサイトの機能を最新化するだけではなく、店舗とECサイト、そして電話通販を含めた「三位一体」での運営体制の構築を目指していたとのことです。W2を選定した最大の理由は、提案段階において、現状の課題解決にとどまらず、2年後、3年後といった中長期的な視点での事業戦略まで踏み込んだ提案があったことだということです。
W2のECプラットフォームが持つ高度な柔軟性と拡張性、そしてW2のプロジェクト担当者による伴走型の支援が不可欠だったとしています。
今後は、ECサイトを単なる販売チャネルとしてだけでなく、店舗の魅力や最新情報を発信するメディアとしても活用し、オンラインからオフラインへの送客をより強化していく方針とのことです。今後も、オンラインとオフラインが相互に送客し合う好循環を創出するために、パートナーとして伴走していくことが期待されています。

株式会社山口油屋福太郎について
福岡・博多で創業し、100年以上の歴史を誇る総合食品メーカーです。「明太子」や、福岡土産の定番となった「めんべい」などの製造・販売を手掛けるほか、業務用食品の卸売事業、外食事業など、「食」に関連する事業を多角的に展開しています。「おいしい、楽しい」を食卓へ届けるため、素材選びから製法まで徹底したこだわりを持ち続けています。
W2株式会社について
同社はお客様のEC事業の「成功」を重視し、事業形態に応じた4種類のプロダクトやメディア化・AI活用など高度な戦略を実現する多彩なプラグイン、顧客要望に合わせた大規模カスタマイズ開発など、顧客の戦略フェーズに合わせた形でサービスを提供しています。

出典元:W2株式会社 プレスリリース













