【物価高に朗報】AI活用の日用品価格比較サービス「安く買う.com」登場 - 株式会社ストックラボがトイレットペーパーや米の単価比較を実現

株式会社ストックラボ(本社:東京都新宿区新宿2-12-16 セントフォービル203)が、今春に発足したAI研究プロジェクトの第一弾検証プロダクトとして、日用品の価格比較に特化したWebサービス「安く買う.com」を2025年9月9日に正式リリースすることを発表しました。このサービスは、長期化する物価上昇に対する社会課題解決を目指し、消費者の家計負担軽減をサポートするとのことです。

開発背景と社会課題への取り組み:深刻化する生活コスト上昇への対応

2024年以降も続く物価上昇により、米やトイレットペーパー、洗剤、食品など生活必需品の価格が大幅に値上がりしています。特に日用品は容量やパッケージサイズが多様化しており、「どの商品が本当にお得なのか」を判断することが消費者にとって非常に困難になっている状況です。

従来の価格比較の限界

既存のECサイトや価格比較サービスでは、表面的な価格のみを比較するため、特にトイレットペーパーのような複雑な商品では判断が困難でした。「ダブル30m×12ロール 480円」と「ダブル27.5m×8ロール×2パック(シングル55m×16ロール相当) 720円」を比較する場合、「2パック」「相当」「ケース」といった表記や、異なるロール数・長さの組み合わせが混在し、どちらが本当にお得なのか消費者には判断できないことが多く、結果的に割高な商品を購入してしまうケースが多発していたとのことです。

テクノロジーによる解決アプローチ

同社の「安く買う.com」は、AI技術と自動化システムを活用して、この社会課題に正面から取り組むとしています。単価ベースでの徹底比較により、真の最安値を可視化し、家計の負担軽減に直接貢献することを目指しているようです。

サービス概要

「安く買う.com」は、Amazon.co.jpで販売されている日用品の価格を自動収集・分析し、単価ベースで最もお得な商品を瞬時に見つけられる価格比較サービスです。トイレットペーパー、食器用洗剤、ミネラルウォーター、米の4カテゴリーから開始し、今後さらに対象商品を拡大する予定とのことです。

主な特徴1. 単価での徹底比較機能

  • トイレットペーパー:1メートルあたりの価格で比較
  • 食器用洗剤:1000mlあたりの価格で比較
  • ミネラルウォーター:1リットルあたりの価格で比較
  • :1kgあたりの価格で比較

容量やパッケージサイズが異なる商品も、統一された単価で公平に比較できるのが特徴です。

安く買う.com トイレットペーパーページの上位ランキング
安く買う.com トイレットペーパーページの上位ランキング。AI技術の利用により、複雑な表記であっても正確にメートル単価、ロール単価を計算しています。

主な特徴2. 米価格の特別対応 - 深刻な米価上昇への対策

近年の米価上昇は家計に深刻な影響を与えており、2024年から2025年にかけて平均20-30%の価格上昇が続いています。本サービスでは米カテゴリーに特に注力し、以下の機能を提供しているとのことです。

  • 容量別最適化表示:5kg、10kg、20kg以上の大容量パックまで対応
  • ブランド横断比較:コシヒカリ、あきたこまち、ひとめぼれなど主要銘柄を網羅
  • 無洗米・精米別分析:加工方法による価格差も可視化
安く買う.com 米ページの上位ランキング
安く買う.com 米ページの上位ランキング。総重量別にフィルタリングが可能で、消費量に応じて最もお得な商品を選び出すことが可能です。

主な特徴3. リアルタイム価格更新

数時間ごとに自動で価格情報を更新する機能を実装しています。特に変動が激しい米価格のセール情報や価格変動を見逃さないよう設計されているとのことです。

主な特徴4. 詳細なフィルタリング機能

  • 米:5kg/10kg/20kg以上
  • トイレットペーパー:シングル/ダブル
  • 洗剤:本体/詰め替え
  • セール商品のみ表示
安く買う.com 食器用洗剤ページ・「セール中のみ」フィルタリング結果
安く買う.com 食器用洗剤ページ・「セール中のみ」フィルタリング結果。セール価格を反映した上でのスコアリングのため、通常価格商品と比較すれば、セールの結果どの程度お買い得なのかが判断できます。

主な特徴5. 最先端AI技術による革新的な商品情報解析

同社によると、ChatGPTで世界的に注目を集めるOpenAI社の最新AI技術を全面採用しているとのことです。従来は人力での分析が困難だった大量の商品情報から、AIが瞬時に以下の情報を自動抽出・解析します。

  • 容量・数量の正確な認識:「2倍巻き 12ロール×8パック」「500ml×24本×2ケース」といった複雑な表記も正確に解釈
  • 商品仕様の詳細分析:トイレットペーパーのシングル/ダブル、洗剤の濃縮タイプ判別など
  • 米商品の高度な分析:産地(新潟産、秋田産等)、品種(コシヒカリ、あきたこまち等)、年度、精米度合い、無洗米判別まで自動化

このAI解析により、毎日更新される数百~数千の商品情報を人手を介さずに処理することが可能になったそうです。消費者は常に最新かつ正確な単価比較情報を得ることができます。

主な特徴6. ベイズ統計を活用した総合評価システム

「安いだけで品質が悪い商品」を避けるため、ベイズ統計を用いて価格とレビュー評価を統合した独自の総合評価機能を実装しているとのことです。この総合評価モードでは、最安値順ソートとは違って、品質と価格のバランスが取れた「本当にお得な商品」を見つけることができます。レビュー件数の多寡も適切に調整し、信頼性の高い評価を提供しているそうです。

例えば、「1kgあたり712円で★3.8(23件)」の米と「1kgあたり924円で★4.3(512件)」の米では、単純な価格順では前者が上位ですが、総合評価では品質の信頼性も加味して後者がアルゴリズムでは上位に表示されるとのことです。このように、低価格と高品質の両方を追求したい消費者のニーズにも応えているようです。

社会的インパクトと今後のビジョン家計負担軽減への具体的貢献

同社によると、本サービスの利用により、一般的な4人家族では年間約3万円~5万円の日用品コスト削減が期待できるとのことです。特に物価上昇が続く現在、正確な単価比較による賢い買い物選択は、家計防衛の重要な手段となります。

データドリブンな消費者支援

AI解析により蓄積される価格データを活用し、将来的には価格予測機能やまとめ買い最適化アルゴリズムの実装も予定されているそうです。これにより、単なる価格比較を超えた総合的な家計支援ツールへと発展させていく方針だということです。

今後の展開

対象カテゴリーの拡大

同社はユーザー行動分析やユーザーインタビューを元に次の商材をハイペースで追加予定とのことです。

  • 紙おむつ、生理用ナプキン
  • ティッシュペーパー、キッチンペーパー
  • シャンプー、ボディソープなどの日用品
  • プロテイン
  • 調味料、缶詰などの食品...etc

機能拡張

  • 価格推移グラフの表示
  • お気に入り商品の価格アラート
  • 複数ECサイトへの対応(楽天市場、Yahoo!ショッピング等)

情報発信の強化

  • 価格動向分析レポートの定期配信
  • 節約術・まとめ買いのコツなどのコンテンツ拡充

AI研究プロジェクトについて

株式会社ストックラボでは、今春にAI研究プロジェクトを発足したとのことです。このプロジェクトでは、AIを活用した社内業務の効率化やリユース・リテール業界の企業を支援するサービスを開発しています。今後は、β版としてリリースしたサービスの検証を行い、より多くの企業やエンドユーザーに利用いただけるよう様々な開発に注力していく予定だということです。

現在の収録商品数(2025年9月9日時点)

  • トイレットペーパー:約200商品
  • 食器用洗剤:約120商品
  • ミネラルウォーター:約100商品
  • 米:約90商品

月間想定利用者数

  • サービス開始時:1,000~3,000人
  • 1年後目標:50,000人

株式会社ストックラボ 会社概要

  • 設立日:2014年4月25日
  • 古物商許可証:第304371408068号
  • 所在地:〒160-0022 東京都新宿区新宿2-12-16 セントフォービル203
  • 事業内容:リユース事業
  • 主要事業お酒・ブランド品の高価買取なら『ストックラボ』
株式会社ストックラボ

出典元: 株式会社ストックラボ プレスリリース

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