株式会社CREAVE、2025年8月最新版「ファッション好きクリエイターのSNS調査レポート」を公開 - SNSが情報収集の57.8%を占める結果に

クリエイターとの共創を通じて企業のマーケティング課題を解決している株式会社CREAVE(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中村真奈)は、ファッション好きクリエイターのSNS行動を詳細に調査した「2025年8月最新版 ファッション好きクリエイターのSNS調査レポート」を8月25日(月)に公開したことが発表されました。この調査レポートでは、ファッション情報収集におけるSNSの重要性やユーザーの行動傾向について貴重なデータが明らかになっています。

調査内容

本調査は、35万人のクリエイターが登録するSnapmartプラットフォームに所属しているファッション好きクリエイター413名を対象に実施されました。調査では主に以下の点について詳しく分析されています。

  • ファッション好きクリエイターのSNSをきっかけとした購買行動
  • ファッション好きクリエイターのSNSでの情報収集詳細
  • ファッション好きクリエイターの情報収集源

調査内容一部抜粋

ファッション情報収集はオンラインが77%を占める結果に

調査によると、ファッション情報の収集方法としてオンラインが全体の77%を占めていることが明らかになりました。さらに注目すべき点として、そのオンライン情報源の中でもSNSが57.8%と半数以上を占めています。この結果から、ファッション関連情報の認知拡大には、SNSマーケティングが極めて重要な役割を果たしていることが示されています。

ファッション情報収集はオンラインが77%を占める結果のグラフ

SNS上のファッション情報を参考にする投稿形式は、写真・ショート動画が80%以上

調査では「SNS上でファッションの情報はどのような投稿形式を最も参考にしますか?」という質問も行われました。その結果、写真・ショート動画形式が80%以上を占めていることが判明しました。この結果は、ファッションというビジュアル要素が重要な分野において、短時間で視覚的に情報を得られる形式が圧倒的に支持されていることを示しています。

SNS上のファッション情報を参考にする投稿形式のグラフ

参考にするファッション情報は『着回しコーディネート紹介』が1位!

「ファッションのどのような情報を参考にしますか?」という質問に対しては、54.7%のクリエイターが『着回しコーディネート』を参考にすると回答しました。これに続いて、『身長や骨格にあった商品比較』『リアルな私服紹介』などが挙げられており、自分の体型や日常生活に合わせた、実践的な情報が求められていることが明らかになりました。この結果から、ファッション情報発信においては、ユーザーが「自分にあう」「試してみたい」と思わせる切り口が重要であることがわかります。

参考にするファッション情報のランキンググラフ

ファッションアイテムの購買は、約55.0%がオフライン / 約45.0%がオンラインでの購入

ファッションアイテムの実際の購入場所についても興味深い結果が出ています。購買場所は、オフラインが約55.0%、オンラインが約45.0%とほぼ均等に分散していることが分かりました。この結果は、SNSがオンラインとオフラインの両方の購買行動をつなぐハブとして機能していることを示しています。つまり、SNSは認知段階から購入・リピートまでの消費者行動全体において一貫したタッチポイントになりうることが明確になっています。

ファッションアイテムの購買場所の分布グラフ

調査結果から見えるファッション業界とSNSの関係性

今回の調査結果から、ファッション業界においてSNSが果たす役割の重要性が改めて浮き彫りになっています。特に注目すべきは、情報収集段階だけでなく、購買行動全体においてSNSが大きな影響力を持っている点です。

ファッション情報の77%がオンラインで収集され、そのうち57.8%がSNSを通じて得られているという事実は、ブランドやリテーラーがマーケティング戦略を立てる上で極めて重要な指標となるでしょう。従来の広告メディアと比較して、SNSでの情報発信が消費者の購買意思決定に直接的な影響を与えていることが明確になっています。

また、投稿形式として写真やショート動画が80%以上を占めるという結果は、短時間で視覚的な情報を伝えることの重要性を示しています。長文のテキストや長時間の動画よりも、瞬時に訴求できるビジュアルコンテンツがファッション分野では特に効果的であることがわかります。

さらに、「着回しコーディネート紹介」が最も参考にされる情報であるという点からは、消費者が実用的で日常生活に取り入れやすい情報を求めていることが読み取れます。高価なブランド品や特別なシーンのためのファッションだけでなく、日常的に活用できるコーディネート情報が重視されている傾向があります。

オフラインとオンラインの購買がほぼ同等の割合であるという結果からは、SNSがオムニチャネル戦略において重要な役割を果たしていることも明らかになっています。SNSでの情報収集が実店舗での購入にもつながっており、オンラインとオフラインの境界を超えた消費者行動を促進していると言えます。

このような調査結果は、ファッションブランドやリテーラーがSNSマーケティング戦略を立案する上で貴重な指針となるでしょう。特に、写真やショート動画を活用した実用的なコンテンツを提供することで、消費者の購買意欲を高める効果が期待できます。さらに、オンラインとオフラインの連携を意識したマーケティング施策を展開することで、より効果的な成果が得られる可能性があります。

株式会社CREAVEが公開したこの調査レポートは、ファッション業界におけるSNSマーケティングの重要性を数値で示すとともに、効果的な戦略立案のためのヒントを多く含んでいます。今後のファッションマーケティングにおいて、SNSの活用がますます重要になることは間違いないでしょう。

調査概要

調査主体 株式会社CREAVE 自主調査
調査時期 2025年7月
調査方法 オンラインアンケート
調査人数 413人

株式会社CREAVEについて

CREAVE(クリーブ)は、『温度ある繋がりを感じられる世界へ』をミッションに掲げるSNSマーケティング・クリエイティブ支援のプロフェッショナル集団です。35万人のクリエイターと共創した"本質的なSNSマーケティング支援"を行い、これまでに累計300社以上の企業を支援してきたとのことです。特にコスメ・食品・インテリア・家電などの一般消費者向け商材を持つ企業を中心に幅広い支援実績を持っています。

※Snapmart累計登録クリエイター数(2024年10月時点)

社名 株式会社CREAVE
所在地 東京都千代田区平河町2-5-3 MIDORI.so NAGATACHO
資本金 20百万円
設立 2016年8月23日
代表者 中村真奈
事業内容 SNSコンサルティング事業
クリエイターマーケティング事業
ストックフォト事業
ウェブサイト https://creave.co.jp/

出典元:株式会社CREAVE プレスリリース

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