テレビ通販で初めて知った商品がある69%、実際の購入は25% - ファンくるが消費者1,004名に意識調査

株式会社ファンくる(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山口敬人)では、「ファンくる」会員を対象とした定期的な消費者意識調査を実施しています。同社はお客さまの声を最先端の分析技術でファン増加に結びつける企業として知られています。今回は特にテレビ通販での商品認知について焦点を当て、通販番組をきっかけに知った商品の有無やその後の購入経験などについて、「ファンくる」会員1,004名(男性234名、女性770名)を対象に調査を行ったことが発表されました。

調査結果によると、通販番組がきっかけで初めて知った商品があると回答した方は全体の69%に達しました。さらに、そうした商品を実際に購入した経験のある方は25%で、購入方法としては「通販番組の公式ECサイト」を利用した方が57%と最も多く、次いで「通販番組の電話注文」が37%となっています。

また、テレビ通販で魅力的な商品を見つけた際の行動として、番組視聴以外にも「必ず情報収集をする」と回答した方が36%、「情報収集をすることが多い」と答えた方が29%で、合計65%の方が自主的に追加情報を探していることが明らかになりました。その理由としては「より詳しい仕様を知りたいから」が75%と最も多く、次いで「口コミが気になるから」が70%という結果になっています。

調査結果サマリー

  1. 通販番組がきっかけで初めて知った商品がある方は69%
  2. その商品を実際に購入したことがある方は25%、そのうち「通販番組の公式ECサイト」で購入した方が57%
  3. テレビ通販で魅力的な商品を見つけた場合、番組以外で情報収集をする方は65%、理由は「より詳しい仕様を知りたいから」「口コミが気になるから」

調査結果

1.通販番組がきっかけで初めて知った商品がある69%

通販番組がきっかけで初めて知った商品がある69%

2.その商品を実際に購入したことがある25%、そのうち、「通販番組の公式ECサイト」で購入57%

その商品を実際に購入したことがある25%
通販番組の公式ECサイトで購入57%

3.テレビ通販で魅力的な商品を見つけた場合、番組以外で情報収集をする65%、理由は「より詳しい仕様を知りたいから」「口コミが気になるから」

番組以外で情報収集をする65%
情報収集の理由

なお本調査では、これらの質問以外にも商品の情報収集手段やテレビ通販で購入した商品の満足度など、全24問にわたる項目について回答を得ているとのことです。

調査概要

調査方法:インターネット調査
調査対象:一般消費者
回答者:「ファンくる」に登録している全国150万人のユーザー
回答者数:1,004名(男性234名、女性770名)
調査時期:2025年6月18日~7月4日
調査項目:テレビ通販についての消費者調査
設問数:24

※グラフの構成比は小数点以下を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。

ファンくるについて

ファンくるロゴ

同社はお客様や従業員の声を独自の特許技術で分析することにより、店舗運営、商品開発、営業活動、従業員エンゲージメント等の向上を支援する様々なWebサービスをあらゆる業界に対して提供しています。また、体験型情報サイト「ファンくる」の運営や、インターネットリサーチなどのマーケティング支援も行っているとのことです。

会社概要

会社名:株式会社ファンくる
代表者:代表取締役社長 山口敬人
資本金:1億円
創業:2004年8月26日
所在地:東京都千代田区岩本町 1-10-5 TMMビル4F
TEL:03-4400-6630
FAX:03-5809-1468
事業内容:
- 来店客調査「Fancrew CR」の運用・開発
- 消費者モニター調査「Fancrew MR」の運用・開発
- 販促・店頭調査「Fancrew PR」の運用・開発
- 契約率向上ツール「Fancrew ICR・CSR」の運用・開発
- 従業員満足度調査「Fancrew ES」の運用・開発
- 体験型情報サイト「ファンくる」の運用・開発
- インターネットリサーチ/マーケティング支援

まとめ

テレビ通販は多くの消費者にとって新たな商品との出会いの場となっているようです。約7割の消費者が通販番組を通じて初めて知った商品があると回答し、そのうち4人に1人が実際に購入に至っていることが今回の調査で明らかになりました。

さらに興味深いのは、テレビ通販で魅力的な商品を見つけた消費者の65%が、番組以外の情報源でも追加情報を積極的に収集している点です。これは現代の消費者が単一の情報源だけでなく、複数のチャネルを活用して商品購入の意思決定を行っていることを示しています。

また、通販番組の公式ECサイトが最も利用されている購入経路であることから、デジタルとテレビというクロスメディア戦略の重要性も浮き彫りになっています。通販事業者にとっては、テレビでの商品紹介だけでなく、オンラインでの詳細情報提供や口コミ管理も同様に重要であることを示唆する結果と言えるでしょう。

今回の調査結果は、テレビ通販市場の現状理解だけでなく、メディアミックスを活用した効果的な販売戦略を考える上でも貴重な示唆を提供しています。

出典元: 株式会社ファンくる プレスリリース

コマースピックLINE公式アカウント

コマースピックメルマガ