エボラニ、LINE向けマーケティングツールの「anybot」で、外部URLへ遷移するボタンのクリック情報を計測し、CSVレポートを出力できる機能を追加。加えて、このクリックデータを利用して特定のセグメントを作成することも可能です。

機能開発の背景

デジタルマーケティングにおいては、ユーザーの行動を正確に把握し分析することが施策の効果を上げるために極めて重要です。来月リリース予定のユーザー毎のクリック計測機能に続き、「収集したデータをより効果的に活用したい」というニーズに応える形で、今回の新機能が追加されました。

これにより、詳細なクリックデータをCSV形式で抽出して、外部ツールとの連携や深い分析を行うことが可能になります。また、クリック情報に基づいたセグメント配信を通じて、ユーザーのエンゲージメントを最大限に高めることを目指しています。

新機能の詳細

anybotプラットフォーム上で配信管理を行っている全ユーザーに対し、ボタン毎のクリック情報を「ユーザー毎」に取得し、CSVレポートとして出力できます。

具体的に計測・出力可能な情報は以下の通りです:

  • ユーザーのLINEプラットフォームID
  • クリック数/クリック時間(ユーザー別、配信別、ボタン別に取得可能)

さらに、クリックされたボタンに基づくユーザーセグメント作成機能も新たに追加されました。

<出力CSVレポートイメージ>

どのユーザーが、どの配信で、どのボタンをクリックしたかを表形式で表示

<クリックを基にしたセグメント作成イメージ>

配信メッセージ作成時、ユーザー情報キーにて値を設定
セグメント作成時、属性キーに値を登録

この新機能の利点

新たな機能により、配信メッセージ内の各誘導URLの効果を数値化することが可能となり、費用対効果の高いクリエイティブやランディングページを特定できます。

CSV形式でのデータ出力により、詳細な効果測定やレポート作成が簡単になり、ユーザーの興味や行動傾向を把握することで、より最適なメッセージを配信することが実現できます。

また、クリック情報を基にしたセグメント作成により、特定の行動を示したユーザーに対するフォローアップ施策の展開が可能となり、エンゲージメントの向上やコンバージョン率の最適化が期待できます。

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