株式会社クロス・マーケティンググループ(東京都新宿区、代表取締役社長兼CEO:五十嵐 幹、東証プライム3675)の子会社、株式会社エクスクリエが実施した「推し活」に関するWebアンケートの結果が発表されました。本調査は、2024年9月26日(木)から27日(金)にかけて、全国の15歳から60代の男女を対象に行われ、有効回答数は1,200件に達しました。

●調査サマリ

  • 推し活を実践する人は全体の40%以上にのぼります。性別による差はほとんどなく、年代別に見ても、特に若い世代において推し活を行っている割合が高く、10代で60%、20代で50%を超える結果が示されました。

  • 推し活の人気ジャンルとしては「漫画・アニメキャラクター」「アイドル」「ミュージシャン」「スポーツ選手」が挙げられ、特に10代の間では「YouTuber」や「VTuber」への支持も目立っています。

  • 推し活にかかる月額平均費用は「1,000円以下」が約60%を占めており、アイドルやゲームキャラクターに費やされる金額は他ジャンルと比べて高い傾向があります。

●推し活を行っている人はおよそ4割。男女間の差は小さく、世代による違いが顕著

推し活に参加している人の割合は全体の43.3%。性別ごとに見ると、男性が41.8%、女性は44.8%であり、大きな差は見られませんでした。年代別に分析すると、10代は60.5%、20代は52.2%に対し、60代では29.5%と大きな差があり、年代間で31ポイントの違いが確認されました。

●推し活ジャンルの上位は「漫画・アニメキャラクター」「アイドル」「ミュージシャン」「スポーツ選手」

調査によると、「漫画・アニメキャラクター」を推す人は全体の15.1%で1位となり、その後に「アイドル」が11.3%と続きました。男女別に確認すると、「漫画・アニメキャラクター」が1位で、男性14.7%、女性15.5%の割合でした。2位は、男性が「スポーツ選手」で11.3%、女性は「アイドル」で14.3%という結果でした。

年代別に見ると、10代では「漫画・アニメキャラクター」が25.5%、次いで「アイドル」が25.0%と他ジャンルに比べて10ポイント以上高い数値を記録しています。また、10代において「YouTuber」や「VTuber」の人気も他の年齢層より約5ポイント高く、広い年齢層から支持されています。

●アイドルやゲームキャラクター、ミュージシャンの推し活にはより多くのお金を投入

ジャンル別に推し活に使う月額平均額を分析した結果、アイドル、ゲームキャラクター、ミュージシャンについては「1,000円以下」が他ジャンルよりも低く、アイドルが20.0%、ゲームキャラクターが26.5%、ミュージシャンが26.7%とそれぞれ示されました。他のジャンルに比べて10ポイントから40ポイント低い数値であり、アイドルやゲームキャラクター、ミュージシャンには相対的に多くのお金が投入されることが示唆されます。

出典元:株式会社クロス・マーケティンググループ

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