Greenroom株式会社(東京都新宿区、代表取締役社長:仲間歩)は、「サステナブル消費とライフスタイルに関する実態調査2024」を実施しました。
この調査はサステナブルな商品・サービスの消費行動に関してその実態を明らかにすることを目的にしています。今回はサステナブルな商品・サービスを利用する消費者がどのようなライフスタイルを送っているのかについて調査を実施しました。
サステナブルな商品・サービスとは、環境や社会に配慮しながら設計、製造、提供されるものを指します。例えば、リサイクル商品、シェアリングサービス等が含まれます。
今回の調査において、サステナブルな商品・サービスの購入頻度に関する質問をしたところ、回答者全体の半数超が一定の頻度で購入しており、またその商品・サービスの購買における意思決定の中で、サステナビリティを考慮していることが分かりました。
そのほか、同調査では、高頻度でサステナブルな商品・サービスを購入している消費者(以下「サステナ消費者(*)」という)の所得や購入対象商品、趣味、日常生活での習慣、価値観などについて分析をおこないました。
その結果、1つの特徴として、サステナ消費者は比較的アクティブな活動を趣味に持つ傾向にあることが分かりました。
(*) 本調査におけるサステナ消費者の定義:月に1回以上サステナブルな商品・サービスを利用している消費者
調査期間:2024年8月9日(金)~8月16日(金)
調査対象:「GREEN NOTE」、「Green Ponta Action」のアプリをダウンロードしている全国の10代~60代以上の男女合計27,745名
<調査結果のポイント>
【サステナブルな商品・サービスを定期・不定期で購入している人は全体の約半数、サステナブル消費頻度は収入と一定の相関関係】
- 消費者の約半数が、購買する商品・サービスが”サステナブルである”と認知して購入していることが分かりました。消費者の21.1%は、意識的にサステナブルな商品・サービスを高頻度(“常に”/”週に1回”/“月に1回”と回答)で購入しており、普段のライフスタイルにおいてもサステナビリティに対して感度が高いものと考えられます。(サステナ消費者)世帯収入とサステナブル消費の頻度には一定の相関があるといえます。高収入層ではサステナブル消費の頻度が高くなる一方、低収入層では頻度が低い傾向が見られます。ただし、月収10万未満の層での消費頻度が高いことから、収入以外の要因も関与している可能性も考えられます。
Q: サステナブルな商品・サービスをどのくらい利用していますか?

Q: おおよその月間収入をお答えください。

【サステナ消費者は比較的アクティブな活動が趣味の傾向】
- サステナ消費者の趣味は、サステナブルな商品・サービスを「あまり/全く利用しない」と回答した一般消費者と比較して、読書が-約‐3%、音楽・映画鑑賞が-2%超となり、スポーツやトレーニング、スポーツ観戦などアクティブな活動が趣味である割合が多い傾向が見られました。
Q: 趣味は何ですか。

【サステナ消費者は複数人で利用する施設を選ぶ傾向が高い】
- サステナ消費者は、サステナブルな商品・サービスを「あまり/全く利用しない」と回答した一般消費者と比較して、家の外での施設利用頻度が高い傾向が見られました。特に、公園・レジャー施設、レストラン・カフェなど、友人知人、家族など複数人で利用することを想定される施設の利用頻度が、一般消費者と比較して高くなっています。
Q: よく利用する施設は何ですか。

<調査概要>
- 調査手法:インターネット調査
- 対象者:「GREEN NOTE」、「GreenPontaAction」のアプリをダウンロードしている全国の10代~60代以上の男女合計27,745名
- 調査時期:2024年8月9日(金)~8月16日(金)
- 調査協力:株式会社ロイヤリティ マーケティング
【サステナブル消費者調査のGreenroom】
Greenroomは、急成長中の巨大消費トレンド”サステナブル消費”を捉える支援を行っております。 サステナブル消費、エシカル消費のトレンド調査、消費者リサーチの詳細については、下記リンクよりサービスページをご確認ください。
https://greenroom.eco/research/












