株式会社ストアギーク(本社:東京都港区、代表者:代表取締役 廣瀬隆昌、以下「ストアギーク」)は、当社が独自開発し2023年10月より提供している、小売店舗の定番棚前に特化したリテールメディアサービス『ストアギークサイネージ』について、消費者調査を実施いたしましたのでその結果をお知らせいたします。

ー 調査概要 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

・調査対象:リサーチ対象小売企業においてオーラルケアカテゴリ商品を購入したアプリ会員29,579人
・調査期間:2024年3月7日〜3月13日
・調査機関:自社調査
・調査方法:インターネット調査
・有効回答数:『ストアギークサイネージ』に対するフリーコメント記入者(自由回答)=493人
ハミガキを購入したアプリ会員=670人

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

◆ ストアギークサイネージ設置店オーラルカテゴリ購買者のうち、約半数が広告視聴に好意的な回答

今回の調査では、ストアギークサイネージを設置する店舗へのオーラルカテゴリ購買客(サイネージ接触者)のうち48.7%の方が、定番棚前でサイネージ広告を視聴することに対して「商品が選びやすい」「購入の決め手になった」といった好意的な回答をされました。

さらに、設置店来店客のうちサイネージ認知者においては、59.7%の方がサイネージ広告の視聴に好意的でした。

 <定番棚前サイネージ広告の視聴に対する好意的な意見/感想の代表例>

 

 ・見やすくて、自分に合った商品が選びやすい

 ・商品の前で流れるので買ってみようかなと思う 

 ・購入の参考にした 

 ・迷っているときに役立つ

 ・どの商品がおすすめなのかわかる

 ・置いている商品を探す手間が省ける

 ・邪魔にならないが、目に留まる

一方、今回の調査では、定番棚前サイネージ広告の視聴に対して否定的な回答をしたカテゴリ購買客は1.8%、ニュートラルな回答は49.5%となりました。特に、計画購買や短時間で買い物をされる消費者の場合、サイネージに気をかけずに買い物の目的を最短で済ませる場合も見られました。

 <定番棚前サイネージ広告の視聴に対する否定的/ニュートラルな意見/感想の代表例>

 ・あまり気にして見ていなかったので、記憶に残っていない

 ・いつも使っている商品を買うので、特に気にしなかった

 ・事前に買うものを決めているので、見なかった

 ・内容まで見る余裕がなかった

◆ ストアギークサイネージにより、広告認知率・購入検討割合が大幅アップ

今回の調査では、ストアギークサイネージをご利用中のサンスターグループ様ご協力のもと、オーラルケアブランド「G・U・M(ガム)」に関するアンケートを行いました。

この結果、ストアギークサイネージを設置していない店舗のオーラルカテゴリ購買客(サイネージ非接触者)と比べ、設置店のオーラルカテゴリ購買客(サイネージ接触者)の方が、「G・U・M(ガム)」ブランド広告の認知率は43%高く、購入検討割合も30%高かったことがわかりました。

また、設置店においてストアギークサイネージで配信されていた「G・U・M(ガム)」ブランドの広告認知率は36%に上りました。

◆ ストアギークサイネージにより、新規購買率が36.2%上昇

今回、サンスターグループ様のオーラルケアブランド「G・U・M(ガム)」の「ハグキラボ デンタルペースト」に関して、消費者調査に加え株式会社フェズが提供するリテールデータプラットフォーム「Urumo(ウルモ)」によるID-POSデータを活用した購買効果検証も併せて実施しました。

この結果、ストアギークサイネージを設置していない店舗の来店客(サイネージ非接触者)と比べ、設置店来店客(サイネージ接触者)の方が、「G・U・M(ガム)」ブランドの対象商品の売上は11.2%、新規購買率は36.2%上昇しました。また、「G・U・M(ガム)」ブランド全体にも売上増加効果が見られました。

今回の調査により、小売店舗の定番棚前サイネージが多くの来店客に認識され、約半数の方にはブランドや商品に関する情報を得るコミュニケーションツールとして好意的に受け入れられていることがわかりました。

同時に、購入検討タイミングの来店客に対して、認知から態度変容、購買促進まで一貫したアプローチができることで、ブランド認知や購買効果も得られることが明らかになりました。

ストアギークでは、今回の調査結果を受けて、引き続き「ストアギークサイネージ」のサービス改善を重ね、小売企業様・メーカー様のコミュニケーション課題解決に繋げていくとともに、リテールメディアの可能性を広げてまいります。

コマースピックLINE公式アカウント

コマースピックメルマガ