父の日に特化した情報メディアサイト「父の日.jp」( https://chichinohi.jp/ )は、父の日のプレゼント・ギフトをいつ頃から準備するのかを、過去の日付別アクセス推移などを参照し、2023年の父の日ギフトトレンドを予測しました。
https://chichinohi.jp/chichinohiitsu/

2023年の父の日は6月18日(日)。

父の日は毎年6月の第3日曜日と定められており、2023年は6月18日(日)がそれにあたります。

父の日.jpでは、「父の日はいつ」をテーマにたくさんのコンテンツを用意していますが、昨年2022年の大手検索エンジンGoogle・Yahoo!の検索アクセス流入数(日付別)から、2023年の「父の日ギフトはいつ頃に準備する?」を紐解いていきたいと思います。

父の日はいつ?

今回は、「父の日」という検索キーワードに対し、いつ頃から検索ボリュームが増えるのか?、またその前後はどのような推移をしているのか?、それを調べました。

父の日は、毎年日付が変わることから、父の日を起算日として計測し、検索ボリュームが多い日ほど、父の日に対して興味関心が高いという前提での調査結果となります。

  • 昨年2022年、「父の日」での検索アクセス流入推移

直前1ヶ月前からの検索流入数の推移データがこちらになります。

昨年2022年の父の日は6月19日(日)でした。

結果としては、父の日当日が「父の日」での検索ボリュームが多く、次いで前日という結果となりました。

2022年の日付別検索ボリュームランキング

・1位 父の日 当日 2022年6月19日(日)
・2位 父の日 前日 2022年6月18日(土)
・3位 父の日 前々日 2022年6月17日(金)

推移データのとおり、父の日に向けて徐々に検索ボリュームが増え、父の日当日にピークを迎えるという結果となっています。

その後、「父の日」でのアクセス流入数は、6月4日頃から徐々に増え続け、6月10日から一気に加速し多少の下落日はあるものの、父の日当日をピークに増え続けています。

なお、父の日翌日には、一気に下降し、父の日3日後には、父の日の早割商戦頃の水準まで低下しています。

この傾向は、やはりテレビメディア露出の影響が大きいと思われます。

父の日当日、及び父の日前日、各種テレビ番組で「父の日」に関するニュースや情報が放映され、それに連動する形でアクセス流入数も増加。

  • 今年2023年、「父の日」での検索アクセス流入数が多い日はいつ?

昨年の実績をもとに、2023年の検索アクセス流入数を予測しました。

上位は下記のとおりです。

2023年の日付別検索ボリュームランキング(予測)

・1位 父の日 当日 2023年6月18日(日)
・2位 父の日 前日 2023年6月17日(土)
・3位 父の日 前々日 2023年6月16日(金)

2022年同様、父の日当日の検索アクセス流入数が一番多くなると予測しています。

これは、昨年と比べて、カレンダーによる日付のズレがほとんどなく、また特別なイベントや祝日もないことから、ほぼ同じ動きをするのではないかと予測しました。

  • 実際に商戦のピークを迎えるのはいつになるのか?を予想

上記データを元に父の日ギフトの売上が一番大きくなるのはいつになるのか?

今年2023年、父の日の売上ピークは「6月15日」と予測します。

2023年、父の日ギフト商戦の売上ランキング(予測)

・1位 父の日 当日 2023年6月15日(木)
・2位 父の日 前日 2023年6月16日(金)
・3位 父の日 8日前 2023年6月10日(土)

検索アクセス流入数とは別に、購入は「事前準備」となるため、当日の購入比率は少ないと思われます。

今では主流となりつつある、インターネット通販による父の日ギフト購入は、特に国内シェアNo.1の楽天市場が5と0の付く日がポイント5倍になるキャンペーンを開催しているほか、父の日当日お届けの受付締め切り店舗が数多くあるため、6月15日(木)に注文が集中すると思われます。

1番のピークは6月15日、では2番目のピークは?

2番目のピークは、6月16日(金)と予測します。

父の日当日お届けにまだ間に合うの最終受付ラインになり、検索アクセス流入数の上昇も相まって、注文数が増えると予測します。

なお、3位の6月10日(土)は、楽天市場での楽天スーパーセールも開催され、お得にお買い物をしたいユーザーの購入が増えることから、8日前とまだ父の日まで余裕がある日付にはなりますが、3位となると予測しています。

  • 2023年の父の日ギフト、遅れても許される日はいつまで?

父の日.jpでは過去に父の日に関する消費者意識調査アンケートを実施しており、父の日ギフトを贈るのがもしも遅れてしまったとしたら、何日後までなら許容できるか?を全国のお父さんに聞いたところ、一番多くの回答を得たのは「父の日当日から1週間遅れまで」でした。

もし、今年の父の日を忘れてしまい、父の日ギフトを贈れていなかった場合でも、6月25日(日)までにお届けすることができれば、「お父さんも許してくれる」ということになります。

なお、多くのお店は、父の日ギフトの遅れてゴメンね商戦はすでに終了してしまい、父の日ギフトの選択肢はかなり少なくなってしまっています。

やはり、父の日ギフトは早めに用意しておくほうが無難そうです。

■参考データ

【2020年版】お父さん遅れてごめんね!父の日を過ぎてしまっても遅れてプレゼントが許されるのは何日まで?(父の日に関するアンケート調査)
URL:https://chichinohi.jp/survey015/

調査エリア:全国
調査主体:父の日.jp
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象:20代~60代(計200名)

  • 実は父の日当日にギフトを贈る方法もある?

父の日前日、及び当日は、テレビメディアを含めた媒体において、父の日ギフトの露出が増加するため、「思いだし父の日ギフト」「うっかり忘れ父の日ギフト」が例年、増加します。

旧来は、父の日の前日や当日になって思い出しても、インターネット通販ではギフトのお届けが間に合わず、「遅れてゴメンね」となってしまっていました。

しかしながら、近年、eギフトやソーシャルギフト(※)が普及したことにより、SNSなどを通じて、父の日当日にメッセージアプリのLINE等で電子ギフトカードやメッセージを送付し、後日、ギフト商品の現物をお届けするというスタイルが定着してきました。

父の日ギフトでeギフト特集

https://chichinohi.jp/egift/

eギフトやソーシャルギフトの場合、父の日前日から需要が増えはじめ、父の日当日が需要のピークを迎えるといった傾向にあります。

また、遅れてゴメンね商戦においても、「遅れても最速」という認識が広まり、今までにない年代や需要層の取り込みに成功しています。

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