スマホの音声入力利用率は約3割、60代では4割弱に│LINEリサーチ調査結果

LINEヤフー株式会社が運営するスマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」は、全国の15歳から69歳までの男女を対象に、スマートフォンでの文字入力方法や音声入力の利用用途に関する調査を実施し、その結果を公開しました。同調査は、700万人を超える国内最大規模のアクティブな調査パネルを基盤として行われています。

調査結果の概要

今回の調査により、スマートフォンで音声入力を使用している人は全体の約3割に達することが明らかになりました。また、年代が上がるにつれて音声入力の利用率が高まる傾向が見られ、60代では4割弱の人が音声入力を活用していることがわかりました。

音声入力の具体的な用途については、「地図・ルート・乗り換え案内の検索」と「AIチャットサービスへの質問・指示」が上位2位を占めました。一方、10代では「外国語の翻訳」が3割台半ばで最も高い割合となり、年代によって利用用途に特徴的な違いが見られています。

スマートフォンでの文字入力方法の実態

スマートフォンに文字を入力する方法の調査結果

普段のスマートフォンでの文字入力方法について、音声入力とテキスト入力のどちらを多く使用しているかを尋ねたところ、全体では「テキスト入力のみ」が最も多く7割強という結果になりました。続いて「テキスト入力の方が多い」が2割強となっています。

なお、この調査における音声入力とは、話した内容が文字になる機能を指しており、電話や音声アシスタント(SiriやGoogleアシスタント、Alexaなど)の利用は含まれていません。

一方で、「音声入力のみ」「音声入力の方が多い」「どちらも同じくらい」「テキスト入力の方が多い」を合計した音声入力を使用する人の割合は、全体の約3割に上ることが判明しました。

年代別に見ると、「テキスト入力のみ」の割合は若年層ほど高くなる傾向があり、10代では8割弱に達しています。反対に、音声入力を使用する人の割合は年代が上がるほど増加する傾向が確認され、60代では4割弱と全年代で最も高い数値となりました。

男女別では顕著な差異は認められませんでした。

音声入力の具体的な利用用途

スマートフォンの音声入力の用途調査結果

スマートフォンで音声入力を利用している人に対して、具体的にどのような場面で音声入力を使用しているかを調査しました。

全体的な結果として、「地図・ルート・乗り換え案内の検索」と「AIチャットサービスへの質問・指示」がいずれも2割台で上位2位となりました。3位以降は「そのほかのWeb検索」「音声の文字起こし」が約2割で続き、「音楽・動画の検索」は1割台半ばとなっています。

年代別の利用用途の特徴

年代別に分析すると、10代では「外国語の翻訳」が3割台半ばで第1位となりました。第2位は「音楽・動画の検索」で約3割、第3位は「音声の文字起こし」で2割台半ばとなっており、他の年代と比較して高い割合でランクインしています。

40代以降の年代では、「地図・ルート・乗り換え案内の検索」が第1位という結果になりました。50代から60代においては、これに続いて「そのほかのWeb検索(地図・ルート・乗り換え案内、ニュース・天気予報、飲食店、音楽・動画の検索を除いたWeb検索)」が第2位に入っています。

60代では「ニュース・天気予報の検索」「飲食店の検索」も約2割でランクインしました。

また、「AIチャットサービスへの質問・指示」については、10代から50代までの幅広い年代において、それぞれ2割台でランクインしています。

男女別の特徴的な傾向

「地図・ルート・乗り換え案内の検索」については、女性よりも男性の方が高い割合を示しており、特に40代から60代の男性では3割台と高い数値となっていました。

ランキング外ではありますが、「メッセージアプリやDM(ダイレクトメッセージ)の入力」については、20代から30代の女性でやや割合が高く、1割台後半という結果が得られました。

調査の実施概要

本調査は、LINEユーザーを対象としたスマートフォンWeb調査として実施されました。調査対象は日本全国の15歳から69歳までの男女で、2026年1月6日から2026年1月8日の期間に実施され、有効回収数は3152サンプルとなっています。

なお、性別年代構成比は市場に合わせてウェイトバックが行われており、表やグラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計が100パーセントにならない場合や、同じパーセンテージでも見え方が異なる場合があります。

出典元:LINEヤフー株式会社

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