Picaro.aiがAmazon広告の掲載枠別パフォーマンス可視化機能をリリース、入札調整を一元管理

Amazon特化型広告運用最適化ツール「Picaro.ai(ピカロエーアイ)」を提供する株式会社Picaro.aiは、Amazonスポンサードプロダクト広告における掲載枠(プレイスメント)ごとのパフォーマンス可視化および入札単価調整を一元管理できる新機能をリリースしたことを発表しました。

Amazonが掲載枠ごとの入札調整機能を提供する理由とは

Amazon広告の運用担当者の多くは、日々「キーワード」や「入札額」の最適化に時間を費やしています。しかしながら、「Amazonがなぜ掲載枠ごとに入札単価を変更できる機能をわざわざ提供しているのか」という本質的な問いに向き合っている運用担当者は、日本国内においてどれほど存在するのでしょうか。

その理由は明確です。ユーザーが閲覧している画面の位置によって、「購入意欲(インテント)」のレベルが根本的に異なるためです。

  • 「検索結果」の閲覧時: ユーザーは「何か良い商品はないか」と比較検討を行っている段階で、いわばウィンドウショッピングをしている状態です。

  • 「商品詳細ページ」の閲覧時: 特定の商品をクリックし、詳細情報を確認している段階で、いわば購入直前の状態にあります。

たとえば、自社のブランド名で検索を行ったユーザーが、検索結果画面で自社商品を閲覧している時と、クリック後の商品詳細ページを見ている時とでは、後者の方が圧倒的に「購入」への熱量が高い状態にあります。

この「熱量の違い」を無視して画一的な入札を実施することは、効果の低い掲載枠に予算を浪費し、最も成約率の高い掲載枠を競合他社に譲り渡していることと同義であると同社は指摘しています。

日本市場で軽視されてきた「プレイスメント戦略」をPicaro.aiが変革

現状、日本におけるAmazon広告運用において、この掲載枠(プレイスメント)ごとの調整は「重要性は理解しているものの、設定の手間がかかるため放置されている」というのが実情です。セラーセントラルの深い階層まで進み、キャンペーンごとに個別に調整を行う作業は、多忙な運用担当者にとって大きな負担となっていました。

Picaro.aiの今回の新機能は、この「重要であるにもかかわらず放置されがちな盲点」を、直感的に操作できるダッシュボードで可視化し、一元管理することを可能にします。

掲載枠最適化がもたらす具体的な活用事例とインパクト

事例1:【防衛戦略】自社商品ページからの顧客流出を防ぐ

  • 課題: 自社のブランド名で検索されているにもかかわらず、商品詳細ページ下部の広告枠を競合他社に奪われ、購入直前の顧客を失っていました。

  • 実施した施策: Picaro.aiを活用し、「商品ページ」の入札調整率を200%に設定しました。

  • 成果: 自社ページ内の広告枠を確保し、競合他社への顧客流出を最小限に抑制しました。その結果、ROASが150%改善し、指名検索経由の売上が30%向上しました。

事例2:【攻撃戦略】「成約率の高い掲載枠」への集中投資

  • 課題: 検索結果の2ページ目以降(その他の掲載枠)で無駄なインプレッションが発生し、予算が成約に結びついていませんでした。

  • 実施した施策: 「検索結果上部」のCVRが「その他の枠」の3倍であることをデータで特定し、上部枠の入札を400%強化しました。

  • 成果: 露出を「最も成約率の高い掲載枠」に集中させることで、広告費を20%削減しながらも成約数を維持するという高効率な運用を実現しました。

Picaro.aiについて

Picaro.aiは、Amazon広告の運用を自動化・効率化するだけでなく、データに基づいた「勝てる戦略」を可視化するAIツールです。Amazonが提供している高度な機能を、すべてのセラーが効果的に活用できる武器へと変えることで、日本のAmazonセラーの成長を加速させることを目指しています。

今回リリースされた新機能により、これまで手間がかかり敬遠されがちだった掲載枠ごとの入札調整が、直感的なダッシュボード上で簡単に実施できるようになりました。購入意欲の高いユーザーが集まる掲載枠への適切な投資配分が可能となることで、広告効果の最大化と予算の最適化を同時に実現できます。

Amazon広告運用において、キーワードや入札額の調整だけでなく、ユーザーの購入意欲レベルに応じた掲載枠戦略の重要性が改めて注目されています。Picaro.aiの新機能は、こうした戦略的な広告運用を、すべてのAmazonセラーが手軽に実践できる環境を提供するものとなっています。

出典元:PR TIMES

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