
株式会社レイクルー(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:藤本 太樹、営業部 部長:佐々木 一磨)は、企業のデジタルマーケティング部門の責任者(20代~50代の男女)を対象に「デジタルマーケティングの最新技術・動向に関する調査」を実施したことが発表されました。この調査から、AIの進歩により日々進化するデジタルマーケティングの最新技術や動向について企業のデジタルマーケティング責任者がいかにキャッチアップしているのかの実態やその課題などが明らかになっています。
この記事の目次
- 1 調査の背景
- 2 調査サマリー
- 3 調査概要
- 4 約4割がデジタルマーケティングの最新技術・動向にキャッチアップできていないと感じている
- 5 情報収集は主に、「Webサイトの閲覧」や「イベント・セミナーへの参加」で行っている
- 6 6割以上が、AIの普及により、現在主流のデジタル広告手法の有効性は今後向上すると考えている
- 7 4割強が、デジタルマーケティングの最新の技術や動向に対応する施策を実施、または既に対応できていると回答
- 8 最新の技術や動向への対応課題は主に、「変化に対応できる人材の不足」や「AI活用に関するノウハウ・知見の不足」
- 9 トレンドトップ3は、1位「AIを活用した予測分析」、2位「生成AIによるコンテンツ制作」、3位「AIエージェントへの対応」
- 10 調査結果のまとめ
- 11 株式会社レイクルー 会社概要
調査の背景
企業のデジタルマーケティング戦略において、投資対効果を高める最新技術の活用は非常に重要となっています。一方で、AIの進歩により日々進化するデジタルマーケティングの最新技術や動向にキャッチアップするのは容易ではありません。しかしながら、これまで企業のデジタルマーケティング部門が、最新技術や動向にどの程度キャッチアップできているのか、どのような対応状況にあるのかなどを明らかにした調査はほとんどなかったとのことです。
そうした背景から、株式会社レイクルーは企業のデジタルマーケティング部門の責任者を対象に、「デジタルマーケティングの最新技術・動向に関する調査」を実施することとなったようです。
調査サマリー
今回の調査で明らかになった主なポイントは以下の通りです。
- 企業のデジタルマーケティング部門の責任者の約4割がデジタルマーケティングの最新技術・動向にキャッチアップできていないと感じています
- デジタルマーケティングの最新技術・動向に関する情報収集は主に、「Webサイトの閲覧」や「イベント・セミナーへの参加」で行われています
- 企業のデジタルマーケティング部門の責任者の6割以上が、AIの普及により、現在主流のデジタル広告手法の有効性は今後向上すると考えています
- 企業のデジタルマーケティング部門の責任者の4割強が、自社はAIの進歩によって変化するデジタルマーケティングの最新の技術や動向に対応する施策を実施している、または、既にその技術や動向に対応できていると回答しています
- 企業のデジタルマーケティング活動における、AIの進歩によって変化する最新の技術や動向への対応課題は主に、「変化に対応できる人材の不足」や「AI活用に関するノウハウ・知見の不足」です
- デジタルマーケティング部門の責任者が考える、"AIの進化に伴って今後のデジタルマーケティングで重要になる技術やトレンド"のトップ3は、1位「AIを活用した予測分析」、2位「生成AIによるコンテンツ制作」、3位「AIエージェントへの対応」です
調査概要
調査期間:2025年9月18日~9月24日
調査方法:インターネット調査
調査対象:企業のデジタルマーケティング部門の責任者(20代~50代の男女)
調査人数:311名
モニター提供元:RCリサーチデータ
約4割がデジタルマーケティングの最新技術・動向にキャッチアップできていないと感じている
最初に、「デジタルマーケティングの最新技術・動向にキャッチアップできていると感じるか」という質問に対する回答結果を見てみましょう。最も多かったのは「ある程度できている」で39.6%、次いで「あまりできていない」が29.6%、「十分できている」が21.2%、「全くできていない」が9.6%という結果となっています。「あまりできていない」と「全くできていない」の回答を合わせると約40%になることから、企業のデジタルマーケティング部門の責任者の約4割が最新技術・動向にキャッチアップできていないと感じていることが明らかになっています。

情報収集は主に、「Webサイトの閲覧」や「イベント・セミナーへの参加」で行っている
続いて、「デジタルマーケティングの最新技術・動向に関する情報収集をどのような方法で行っているか」という質問への回答を見ると、最も多かったのは「Webサイトを見る」で31.5%、続いて「イベント・セミナーに参加する」が26.7%、「学習プラットフォームで学習する」が16.1%という結果になっています。この結果から、デジタルマーケティングの最新技術・動向に関する情報収集は主に「Webサイトの閲覧」や「イベント・セミナーへの参加」によって行われていることが分かります。

6割以上が、AIの普及により、現在主流のデジタル広告手法の有効性は今後向上すると考えている
次に、「AIの普及により、現在主流のデジタル広告手法の有効性は今後どのように変化すると考えるか」という質問への回答を見ていきましょう。最も多かった回答は「向上する」で37.9%、次いで「大幅に向上する」が23.8%、「変わらない」が18.7%という結果となっています。「向上する」と「大幅に向上する」の回答を合計すると60%を超えており、この結果から企業のデジタルマーケティング部門の責任者の6割以上が、AIの普及により現在主流のデジタル広告手法の有効性が今後向上すると考えていることが明らかになっています。

4割強が、デジタルマーケティングの最新の技術や動向に対応する施策を実施、または既に対応できていると回答
また、「AIの進歩によって変化するデジタルマーケティングの最新の技術や動向への対応状況」を尋ねた質問では、最も多かった回答は「変化に対応する施策を実施中」で33.1%、次いで「具体的な戦略を策定中」が30.6%、「情報収集・検討中」が18.7%、「すでに対応している」が10.9%という結果になっています。「変化に対応する施策を実施中」と「すでに対応している」の回答を合わせると40%を超えており、この結果から企業のデジタルマーケティング部門の責任者の4割強が、自社はAIの進歩によって変化するデジタルマーケティングの最新技術や動向に対応する施策を実施している、または既にその技術や動向に対応できていると回答していることが明らかになっています。

最新の技術や動向への対応課題は主に、「変化に対応できる人材の不足」や「AI活用に関するノウハウ・知見の不足」
さらに、「デジタルマーケティング活動における、AIの進歩によって変化する最新の技術や動向への対応課題」を尋ねた質問では、最も多かった回答は「変化に対応できる人材の不足」で39.2%、次いで「AI活用に関するノウハウ・知見の不足」が38.3%、「費用対効果の測定が困難」が32.2%という結果になっています。この結果から、企業のデジタルマーケティング活動における、AIの進歩によって変化する最新の技術や動向への対応課題は主に「変化に対応できる人材の不足」や「AI活用に関するノウハウ・知見の不足」であることが明らかになっています。

トレンドトップ3は、1位「AIを活用した予測分析」、2位「生成AIによるコンテンツ制作」、3位「AIエージェントへの対応」
最後に、「AIの進化に伴い、今後のデジタルマーケティングで重要になる技術やトレンド」を尋ねた質問では、最も多かった回答は「AIを活用した予測分析」で44.1%、次いで「生成AIによるコンテンツ制作」が37.9%、「AIエージェントへの対応」が31.2%という結果になっています。この結果から、AIの進化に伴い、デジタルマーケティング部門の責任者が考える今後のデジタルマーケティングで最も重要になる技術やトレンドは「AIを活用した予測分析」であることが明らかになっています。

調査結果のまとめ
今回の調査によって、企業のデジタルマーケティング部門の責任者の約4割がデジタルマーケティングの最新技術・動向にキャッチアップできていないと感じており、デジタルマーケティングの最新技術・動向に関する情報収集は主に「Webサイトの閲覧」や「イベント・セミナーへの参加」で行っていることが明らかになっています。
また、企業のデジタルマーケティング部門の責任者の6割以上が、AIの普及により現在主流のデジタル広告手法の有効性は今後向上すると考えており、企業のデジタルマーケティング部門の責任者の4割強が、自社はAIの進歩によって変化するデジタルマーケティングの最新技術や動向に対応する施策を実施している、または既にその技術や動向に対応できていると回答していることがわかりました。
さらに、企業のデジタルマーケティング活動における、AIの進歩によって変化する最新の技術や動向への対応課題は主に「変化に対応できる人材の不足」や「AI活用に関するノウハウ・知見の不足」であり、デジタルマーケティング部門の責任者が考える、"AIの進化に伴って今後のデジタルマーケティングで重要になる技術やトレンド"のトップ3は、1位「AIを活用した予測分析」、2位「生成AIによるコンテンツ制作」、3位「AIエージェントへの対応」であることが判明しています。
本調査の結果から、企業のデジタルマーケティング部門の責任者の約4割が、デジタルマーケティングの最新技術・動向にキャッチアップできていないと感じており、企業のデジタルマーケティング活動における、AIの進歩によって変化する最新の技術や動向への対応課題は主に、「変化に対応できる人材の不足」や「AI活用に関するノウハウ・知見の不足」であることが明らかになっています。
株式会社レイクルー 会社概要
所在地:〒163-0604 東京都新宿区西新宿1丁目25-1 新宿センタービル 49F
代表取締役社長:藤本 太樹
事業内容:広報PR支援事業、WEBマーケティング支援事業、マーケティングリサーチ事業
出典元:株式会社レイクルー プレスリリース