
売れるネット広告社グループ株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長CEO:加藤公一レオ、東証グロース市場:証券コード9235)の連結子会社である売れるネット広告社株式会社が、ピンタレスト・ジャパン合同会社と連携し、新たに「Pinterest広告」の運用を開始したことを発表しました。この取り組みにより、同社は国内でまだ競合が少ない新興市場での先行的なポジションを確立し、D2C事業者向けの広告サービスをさらに強化していくことになります。
Pinterest広告の市場性
Pinterestは、世界で月間5億人以上が利用している世界最大級のビジュアル探索プラットフォームです。このプラットフォームの大きな特徴として、利用ユーザーの多くが「新しいアイデアを探す」「購入を前提とした比較・検討」を目的としていることが挙げられます。そのため、他のSNSと比較して購買意欲が高い層が集まっているとされています。
このユーザー特性から、Pinterest広告は広告との親和性が非常に高く、特に食品・美容・ライフスタイル・インテリア・ファッションなどの分野で強みを発揮します。これらはD2C事業者が主力とするカテゴリーであり、高い効果が期待できる領域となっています。
海外市場では、すでにMeta広告やTikTok広告と並んで、Pinterest広告は主要なSNS広告チャネルの一つとして確立されています。特に欧米を中心に広告主の利用が急速に拡大しており、2024年度にはPinterest全体の売上が前年比12%の成長を記録したとのことです。今後も広告ビジネスの伸長が市場では見込まれています。
一方、日本市場においては導入事例や対応代理店がまだ限られているのが現状です。そのため、競合が少なく、CPC(クリック単価)も低水準にとどまっているとされています。
つまり、早期に参入した広告主にとっては効率よく成果を獲得できるブルーオーシャン環境が広がっている状況で、今後大きな成長が期待される新興市場であると言えます。

売れるネット広告社グループの競合優位性
売れるネット広告社はこれまで、Facebook・Instagram(Meta広告)やLINEを中心としたSNS広告運用において多くの成果を上げてきました。さらに、Google広告・Yahoo!広告などの検索広告も含めたクロスチャネルでの運用実績を積み上げており、SNS領域と検索領域を横断した戦略立案に強みを持っています。
今回、新たにPinterest広告を運用対象に加えることで、同社は以下のような競合優位性を発揮できるとしています:
- 国内で先行的に運用体制を確立することによる差別化の実現
- 豊富なA/Bテスト知見をPinterest領域に展開し、ランディングページやオファーまで含めた最適化の実現
- クロスチャネル最適化により、Meta・LINE・Google・Yahoo!と組み合わせた全ファネル型の運用を実現
- D2C事業との親和性を活かした即時的な成果創出
これらの取り組みにより、売れるネット広告社グループは「成果報酬型広告×運用型広告×SNS広告×検索広告×Pinterest広告」という他社にないハイブリッドモデルを確立し、市場における独自ポジションをさらに強固にしていく方針です。

今後の展望
Pinterest広告は、売れるネット広告社グループの既存クライアントであるD2C事業者との親和性が極めて高いとされています。そのため、新たな獲得チャネルの拡大と売上成長を牽引する成長ドライバーとなることが期待されています。
同社では、本件が直近の業績に与える影響は軽微と考えているものの、Pinterest市場の拡大を背景に、将来的には同社の収益成長に大きく寄与する可能性があると見込んでいます。今後の状況により公表すべき事項が生じた場合には、速やかに情報開示を行うとしています。
売れるネット広告社グループについて
売れるネット広告社グループ株式会社は、東証グロース市場に上場している企業で、証券コードは9235です。本社は福岡県福岡市に所在しており、代表取締役社長CEOは加藤公一レオ氏が務めています。
同社グループは、Facebook・Instagram・LINEなどのSNS広告運用に強みを持ち、Google・Yahoo!などの検索広告も含めたクロスチャネルでの広告運用を行っています。今回のPinterest広告の運用開始により、さらに多様な広告チャネルを提供できる体制を整えました。
特にD2C事業者向けの広告運用に強みを持ち、今回のPinterest広告の導入によって、そのサービス提供範囲をさらに拡大しています。同社は「成果報酬型広告×運用型広告×SNS広告×検索広告×Pinterest広告」という独自のハイブリッドモデルを確立し、市場での差別化を図っています。

Pinterest広告の運用開始は、同社の既存クライアントであるD2C事業者との親和性が非常に高く、今後の成長が期待される分野です。同社は引き続き、広告主のニーズに応える多様な広告サービスの提供を通じて、事業拡大を目指していくとしています。
まとめ
Pinterest広告は世界的に見ると、すでに主要なSNS広告チャネルとして確立されており、今後も成長が見込まれる市場です。日本市場ではまだ導入事例や対応代理店が限られているため、売れるネット広告社グループの先行参入は市場での優位性につながる可能性があります。
同社は、これまで培ってきたSNS広告運用のノウハウを活かし、Pinterest広告においても効果的な運用を実現することで、クライアントの事業成長に貢献していくとしています。特に、Pinterest利用者の特性(新しいアイデアを探す、購入を前提とした比較・検討を行うユーザーが多い)を活かした広告運用が期待されています。
SNS広告と検索広告を組み合わせたクロスチャネル最適化により、顧客の商品・サービスの認知から購入までの全プロセス(ファネル)をカバーする広告運用を提供することで、広告効果の最大化を目指していきます。
今後、Pinterest市場の拡大とともに、売れるネット広告社グループのPinterest広告事業も成長していくことが期待されます。同社は市場の動向を見据えながら、必要に応じて情報開示を行っていく方針です。
出典元:売れるネット広告社グループ株式会社 プレスリリース