【調査結果】ECサイト運営者の91.8%がインタラクティブ動画は売上向上に効果ありと回答、パロニム株式会社の最新調査で明らかに

パロニム株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:小林道生)が、ECサイトのマーケティング・運営業務に携わる担当者110名を対象に、インタラクティブ動画の効果に関する実態調査を実施しました。調査の結果、91.8%の担当者が「インタラクティブ動画は売上向上に効果がある」と回答しています。その効果の主な理由として「購入前の不安解消」「顧客との関係構築」が挙げられる一方、導入における障壁は「投資対効果データ不足」であることが明らかになりました。

EC運営において重要な「競合との差別化」や「購入前の不安解消」への有効策として、顧客と双方向でやり取りできるインタラクティブ動画が注目を集めています。

調査結果サマリー

調査概要

調査名称:インタラクティブ動画の効果に関する実態調査

調査方法:IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査

調査期間:2025年6月23日〜同年6月24日

有効回答:ECサイトのマーケティング業務・運営業務に携わっている責任者・担当者110名

調査元:パロニム株式会社

※1|合計を100%とするため、一部の数値について端数の処理を行っております。そのため、実際の計算値とは若干の差異が生じる場合がございます。

※2|当調査におけるインタラクティブ動画とは、視聴者が動画上のタッチポイント(クリック/タップできるホットスポット、分岐ボタン、購入ボタン等)を操作して追加情報を表示したり、サイト遷移・カート追加などの行動が取れる動画を指します。

ECサイト運営者が抱える「差別化」と「情報不足」の課題、9割超がインタラクティブ動画の効果を実感

今回の調査では、ECサイトのマーケティング業務・運営業務に携わっている責任者・担当者110名を対象に、インタラクティブ動画の効果に関する実態調査が実施されました。

調査結果によると、ECサイト売上向上のため、約半数の運営者が「価格競争力の強化」「商品の品質向上」を重視していることが明らかになりました。一方で、ECサイトの商品購入プロセスにおける課題としては「競合他社との差別化が難しい」(40.0%)「商品の詳細情報が不足している」(38.2%)が上位に挙げられています。

また、回答者の91.8%が、インタラクティブ動画導入は「売上向上に効果がある」と回答しており、その理由としては「購入前の不安や疑問を解消できるから」が55.4%で最多となっています。さらに、80.9%の担当者が、自社ECサイトへのインタラクティブ動画導入に意欲を示していますが、導入に踏み切れない理由として、「投資対効果を示すデータの不足」(50.6%)などが挙げられています。

双方向性が鍵──ECサイト差別化の新たな解決策はインタラクティブ動画

今回の調査から、ECサイト運営においては質の高い顧客コミュニケーションが重要であり、その実現手段としてインタラクティブ動画が高い効果を発揮することが明らかになりました。デジタル化の加速に伴い、消費者の購買行動はますます多様化・複雑化しており、従来の一方向的な情報提供では顧客の関心を十分に引きつけることが難しくなってきています。

特に、競合他社との差別化や購入前の不安解消といった課題に対しては、双方向性を持つインタラクティブ動画が、顧客との関係性を深める有効な手段として注目されています。視聴者が能動的に情報を探索できる仕組みは、より深い商品理解や購買意欲の向上につながると考えられます。

一方で、導入にあたっては、投資対効果の不透明さといった現実的なハードルが存在することも事実です。今後は、導入前後の効果検証をデータに基づいて行い、段階的に施策を展開していくことが、EC事業者にとって成功の鍵となるでしょう。効果測定の手法やベストプラクティスの共有が進むことで、さらなる普及が見込まれます。

インタラクティブ動画技術「Tig(ティグ)」について|映像に触れることで、興味を行動につなげる時代へ

人物や場所、衣装やBGMなど─映像の中には、知りたい情報がたくさん詰まっています。

Tigは、リアルタイムのライブ配信や長編動画、ショート動画を通じて、ユーザーが気になる商品や情報にタッチするだけで、直感的に情報を取得し、迷うことなく購入や次のアクションにつなげられるインタラクティブ映像ソリューションです。

映像コンテンツ内の気になる要素に対して、視聴者が直接タッチやクリックで情報アクセスできる仕組みは、ECサイトの購買体験を大きく変革する可能性を秘めています。商品詳細への素早いアクセスや、関連商品の提案など、従来の動画では実現できなかった顧客体験を提供することが可能になります。

Tigの技術は、ECサイトだけでなく、教育コンテンツやエンターテイメント、広告など様々な分野での活用が期待されています。視聴者の興味・関心に応じたインタラクティブな体験を提供することで、コンテンツの価値を高め、より深いエンゲージメントを生み出す可能性があります。

パロニム株式会社について

日常生活において情報収集の多くが映像経由になったいま、動画内の情報をより深く知りたいというニーズが高まっています。動画内の情報を調べるという行為が不要になることは、検索リテラシーや言語依存による言葉の壁の解消につながります。

パロニム株式会社はTigシリーズの技術開発、サービス提供を通して、「誰でも簡単、且つ平等に動画から情報にアクセスできる世界の実現」を目指し、ノンバーバルで便利な未来の視聴体験を追求しています。

インタラクティブ動画技術は、これからのデジタルコミュニケーションの中心となる技術の一つとして注目されています。特にEコマースの領域では、商品の魅力を立体的に伝え、顧客の理解を深めるツールとして大きな可能性を持っています。今回の調査結果からも明らかなように、多くのEC運営者がその効果を認識しており、今後さらなる普及が期待されます。

パロニム株式会社は、このような次世代の映像体験を支える技術を通じて、より直感的でアクセシブルな情報流通の実現に貢献しています。特許技術を基盤としたソリューション提供により、様々な業界におけるデジタルトランスフォーメーションを支援しています。

<会社概要>
会社名:パロニム株式会社

所在地:東京都中央区築地7-2-1 6階 WEST
設立日:2016年11月
代表者:代表取締役 小林 道生
事業内容:Tig 動画やLIVE配信にTag付けができるSaaS型編集ソフトの開発と提供
資本金:368,312,558(資本準備金含む)
技術特許件数:日本 13 アメリカ 7 中国 4 韓国 4

出典元: パロニム株式会社 プレスリリース

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