株式会社フェズ、中部薬品とデータ連携を開始 - リテールメディアソリューション「Urumo Ads」で購買データ活用が可能に

リテールメディア事業等を展開する株式会社フェズは、リテールメディアソリューション「Urumo Ads(ウルモ アズ)」において、新たに大手ドラッグストアチェーンである中部薬品株式会社とのデータ連携を開始したことを発表しました。これにより、「Urumo Ads」を利用するメーカーは中部薬品の購買データを含む全国14の流通企業のID横断型データを活用し、広告効果から購買効果までを一気通貫で可視化できるようになります。

「Urumo Ads」を利用するメーカー各社は、この連携によって、プランニング・ターゲティング精度の向上も実現できるようになります。多様化する消費者ニーズに対応した効果的なマーケティング戦略の構築に貢献することが期待されています。

連携の背景・概要

昨今の経済環境では、原材料価格の高騰や消費行動の変化、顧客ニーズの多様化等を受け、多くのメーカー(広告主)においては、より費用対効果の高い、具体的な購買(売上)に繋がるマーケティング・プロモーション活動が強く求められています。

このような状況の中、株式会社フェズでは、ドラッグストア業界やスーパーマーケット業界の大手企業と連携し、ID横断型の購買データや店頭データ、バイヤー施策データ、販促データなどを効率的に管理・分析できるリテールデータプラットフォーム「Urumo(ウルモ)」を開発し提供しています。

「Urumo Ads」は、この「Urumo」をベースとした広告ソリューションであり、主要広告メディアとの連携によって、広告効果はもちろんのこと購買効果までを一気通貫で可視化することを可能にしています。さらに、プランニングやターゲティング精度の向上も実現できる点が特徴です。2025年4月現在、大手消費財メーカーを中心に480ブランド以上に利用されている実績があります。

中部薬品株式会社は、東海・北陸地方を中心にドラッグストア・調剤薬局チェーン「V・drug」を542店舗(2025年4月末時点)展開しています。同社はより良い商品をよりお値打ちに顧客に提供するとともに、複合業態での出店戦略やプライベートブランドの商品開発等にも積極的に取り組んでいます。

今回の連携により、中部薬品が保有する購買データと株式会社フェズが提供する国内最大級のリテールメディアソリューション「Urumo Ads」が統合されることになります。これによって、「Urumo Ads」を利用するメーカー各社は、全国14の流通企業のID横断型データを活用し、広告効果から購買効果までを一気通貫で可視化することができるようになります。また、データに基づいたより精緻なプランニングやターゲティングの精度向上も実現できるようになります。

「Urumo Ads」のサービスイメージ
「Urumo Ads」のサービスイメージ

株式会社フェズでは、今後も引き続きリテールデータプラットフォーム「Urumo」をベースとしたソリューションの開発やパートナー企業との連携強化を通じて、リテール業界が直面する様々な課題解決に貢献していく方針です。

株式会社フェズについて

株式会社フェズは、「情報と商品と売場を科学し、リテール産業の新たな常識をつくる。」をミッションに掲げ、リテールメディア事業等を展開している企業です。国内最大級のリテールデータプラットフォーム「Urumo(ウルモ)」を開発・提供し、情報(広告)×商品(販促)×売場(店頭)のソリューションを通じて、リテールDXの推進に取り組んでいます。

同社の基本情報は以下の通りです。

  • 会社名:株式会社フェズ(FEZ Inc.)
  • 代表者:代表取締役 赤尾 雄司
  • 設立:2015年12月3日
  • 従業員数:127名(2025年5月1日現在)
  • 事業内容:リテールメディア事業(リテール業界のDX事業等)
  • 本社所在地:東京都千代田区神田紺屋町15番地 グランファースト神田紺屋町3F
  • 資本金:100百万円(2025年3月末現在)

中部薬品株式会社について

中部薬品株式会社は、東海・北陸地方を中心にドラッグストア・調剤薬局チェーン「V・drug」を展開しています。同社の基本情報は以下の通りです。

  • 会社名:中部薬品株式会社
  • 代表者:代表取締役社長 高巢 基彦
  • 本社所在地:岐阜県多治見市
  • 店舗数:542店舗(2025年4月末時点)

リテールメディアソリューション「Urumo Ads」の特徴

「Urumo Ads」は、株式会社フェズが提供するリテールデータプラットフォーム「Urumo」をベースとした広告ソリューションで、以下のような特徴があります:

  1. ID横断型データの活用
    複数の流通企業の購買データを横断的に活用することで、より精度の高いマーケティング戦略を立案することができます。
  2. 広告効果と購買効果の一気通貫での可視化
    広告を配信した効果だけでなく、実際の購買行動にどのように結びついたかまでを一元的に把握することができます。
  3. プランニング・ターゲティング精度の向上
    蓄積された購買データを分析することで、より効果的な広告プランニングや、ターゲット層への精度の高いアプローチが可能になります。

リテールデータプラットフォーム「Urumo」について

「Urumo」は、株式会社フェズが開発・提供するリテールデータプラットフォームです。ドラッグストア業界やスーパーマーケット業界の大手企業と連携し、ID横断型の購買データや店頭データ、バイヤー施策データ、販促データなどを管理・分析することができます。

このプラットフォームをベースに、同社では様々なソリューションを展開しており、「Urumo Ads」はその中の広告ソリューションとして位置づけられています。リテール業界のDXを推進し、メーカーと小売業の間のコミュニケーションをデータドリブンで最適化することを目指しています。

リテール業界が直面する課題と「Urumo Ads」の役割

リテール業界では、消費者の購買行動の多様化や、EC市場の拡大、原材料価格の高騰など、様々な課題に直面しています。このような環境下では、効果的なマーケティング戦略の立案と実行が不可欠です。

「Urumo Ads」は、リアルな購買データに基づいたマーケティング施策を可能にすることで、より効率的な広告投資と売上向上を実現します。今回の中部薬品とのデータ連携により、さらに広範囲かつ詳細なデータを活用したマーケティング活動が可能になり、リテール業界全体の発展に貢献することが期待されています。

株式会社フェズは、今後も引き続きリテール業界におけるDX推進のリーダーとして、革新的なソリューションの開発と提供を続けていく方針です。

出典元: 株式会社フェズ プレスリリース

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