
オリジナルウェア・グッズの製造販売を行う株式会社プラスワンインターナショナル(本社:香川県高松市、代表取締役:新開強)が、年に1枚以上Tシャツを購入する1,029人を対象に「Tシャツの購入」に関する実態調査を実施しました。着回しやすさ、豊富なデザイン、手頃な価格が魅力の定番アイテム「Tシャツ」について、消費者の意識や購買傾向を明らかにすることを目的としています。
Tシャツは多くの方に愛される定番アイテムとして定着しています。デザインが豊富で着回しがしやすく、比較的手頃な価格で購入できることから、幅広い世代に支持されています。今回の調査では、Tシャツを購入する際のこだわりポイントや重視する要素、購入のきっかけとなる要因などについて詳しく調査されました。
この調査を通じて、消費者のTシャツに対する意識や購買行動の実態が明らかになっています。
この記事の目次
調査概要
【調査テーマ】「Tシャツの購入」に関する調査
【調査期間】2025年4月18日(金)~2025年4月21日(月)
【調査方法】PRIZMAによるインターネット調査
【調査人数】1,029人
【調査対象】Tシャツを年に1枚以上購入すると回答したモニター
【調査元】株式会社プラスワンインターナショナル
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ
年間購入枚数は「2〜3枚」が過半数を占める結果に

「Tシャツを年に何枚程度購入しますか?」という質問に対して、『年に2〜3枚』と回答した人が52.9%と過半数を占める結果となりました。次いで『年に4〜5枚』が21.6%、『年に1枚』が9.9%という結果でした。
Tシャツは日常で頻繁に着用されるアイテムでありながら、購入頻度は年に数枚程度という結果が明らかになっています。これは、Tシャツの耐久性や価格帯、着回しの良さなどが関係していると考えられます。
また、購入するTシャツの価格帯については、『1,000円〜2,000円未満』が33.5%と最も多く、次いで『2,000円〜3,000円未満』が25.7%、『3,000円〜4,000円未満』が13.9%という結果でした。1,000円~3,000円の価格帯が主流であり、比較的手頃な価格のTシャツが好まれている傾向が見られます。
無地Tシャツを選ぶ人が約半数!デザイン性と汎用性のバランス

「購入するTシャツは、無地とデザイン入りどちらが多いですか?」という質問では、約半数の47.4%が『無地』を選択すると回答しました。幅広いシーンで活用できる汎用性の高さが無地Tシャツの魅力と言えます。一方で、デザイン入りのTシャツにも一定の需要があることが確認できました。
購入場所については、『アパレルブランドの直営店』が54.5%と過半数を占めています。実際に商品を手に取って肌触りや色味、サイズ感などを確認できる実店舗での購入が好まれているようです。オンラインショッピングの普及にもかかわらず、Tシャツのような着用感が重要なアイテムは、実店舗での購入が主流であることがわかります。
Tシャツの主な用途は「普段着」!多目的に活用される万能アイテム

「どのような用途でTシャツを購入していますか?」という質問に対しては、『普段着』が86.5%と最も高い割合を示しました。続いて『部屋着』が34.4%、『仕事用』が23.1%という結果でした。
大多数の人が日常的な普段着としてTシャツを活用している一方で、部屋着や仕事用、さらには肌着としても使用されていることがわかります。Tシャツの汎用性の高さがうかがえる結果となっています。
購入時に参考にする情報源については、『店内のディスプレイや商品説明』が59.1%と最も多く、次いで『一般的なECサイトの商品説明』が19.2%、『ブランドの公式Webサイトの商品説明』が17.4%という結果でした。
Tシャツの購入場所として実店舗が多いことと関連して、店頭での情報が特に重視されていることが明らかになっています。オンラインでの購入者も含め、わかりやすい商品説明が購入判断の重要な材料となっていることがうかがえます。
Tシャツ購入で重視するのは「色・価格・デザイン」の3要素

「Tシャツを購入する際に、重視する・こだわりがあることを教えてください」という質問では、『色』が67.2%、『価格』が66.3%、『デザイン』が65.3%と、これらの3要素が特に重視されていることがわかりました。
多くの消費者が「色」や「デザイン」といった視覚的な要素と「価格」のバランスを重視して購入を決定しています。また、「着心地」を重視する人も半数以上おり、見た目だけでなく着用感や品質にもこだわりを持つ消費者が多いことが明らかになっています。
Tシャツのブランドについては、『ブランドは気にしていない』が38.7%と最も多く、次いで『UNIQLO(ユニクロ)』が37.5%、『GU(ジーユー)』が16.6%という結果でした。
Tシャツはブランドよりも価格や品質、デザインで選ばれる傾向があり、ユニクロやGU、無印良品など、身近で品質と価格のバランスが良いブランドが支持されていることがわかりました。
購入のきっかけはセールやキャンペーン!価格への意識が高い

「Tシャツを購入する際、きっかけや後押しとなった要因はありますか?」という質問に対しては、『セール・キャンペーン』が36.6%と最も多く、次いで『トレンドや旬なデザイン』が30.0%、『日本製』が17.9%という結果となりました。
セールやキャンペーンなどお得に買える機会が購入のきっかけとなることが多く、価格を重視する傾向が再確認できました。また、トレンド感のあるデザインや日本製の品質・信頼感も、購入を後押しする要因となっているようです。
また、「自分でデザインしたTシャツを作りたいと思いますか?」という質問には、約25%の人が『はい』と回答しました。4人に1人が自分でデザインすることに興味を示しており、オリジナルデザインやカスタマイズ可能なアイテムに一定のニーズがあることが明らかになっています。
調査結果まとめ:価格重視でありながら、デザイン・品質とのバランスが購入の決め手に
今回の調査を通じて、Tシャツは日常的に着用される定番アイテムでありながら、多くの人が年に2〜3枚程度の購入にとどめていることがわかりました。購入価格は2,000円前後が中心で、コストパフォーマンスの良さを求める傾向が顕著です。
購入場所としては、実物を手に取って確認できる実店舗を選ぶ人が多く、店内のディスプレイや商品説明を参考にしながら、色やデザイン、価格のバランスを見て購入を決めている様子がうかがえます。
また、購入のきっかけとなる要素としては、セールやキャンペーンなどお得に買えるタイミングや、トレンド感のあるデザインが影響していることが明らかになっています。
Tシャツは普段着としての利用が最も多いものの、仕事着や部屋着、肌着など様々な用途で活用されており、特に幅広いシーンで着用できる無地タイプを選ぶ人が多い傾向にあります。
ブランドへのこだわりは比較的弱いものの、ユニクロやGUなど、身近で手頃に購入できるブランドが高い支持を集めています。これらのブランドは、価格の手頃さと基本的な品質の高さから、日常使いのTシャツとして選ばれているのでしょう。
興味深い点として、約4人に1人が自分でTシャツをデザインすることに興味を持っていることが判明しました。クラスTシャツやチームユニフォームといった特別な用途だけでなく、日常使いのTシャツにも自分らしさを表現したいというニーズが存在することがわかります。
消費者は価格を重視しながらも、デザインや品質、着心地のバランスを見て購入を決定しており、単なる価格競争ではなく、総合的な価値提供が求められていると言えるでしょう。
出典元: 株式会社プラスワンインターナショナル プレスリリース