
株式会社ロジクラ(本社:東京都千代田区、代表取締役 榊間浩人)は、在庫管理システム「ロジクラ」と高機能クラウドPOSレジ「スマレジ」との連携を更新し、店舗とECの融合を図るOMO戦略に資する新機能を発表しました。
連携の概要
この新しいシステム連携は、店舗及びEC双方でビジネスを展開するお客様のために、以下の3つの目標を設定しています。
- 在庫のリアルタイム連携
- 店舗と倉庫の在庫を一元管理・可視化
- 倉庫から店舗、また店舗から倉庫への配送指示の連携
これらの機能を通じて、お客様は在庫数を常に把握し、最適化を図ることが可能となります。その結果、欠品や過剰在庫を未然に防ぐことができるようになります。
さらに、この連携を基にしたオペレーションを構築することで、店舗スタッフはスマレジを、倉庫スタッフはロジクラを扱うだけで、店舗と倉庫間の配送管理が容易になります。


連携の背景
近年、企業が店舗だけでなく、ECや卸売など多様な販売チャネルを展開する傾向が一般的となり、その結果在庫や出荷管理の複雑さが増しています。ロジクラはこのトレンドに注目し、2020年に初のPOS連携機能をリリースし、多くの事業者がこの機能を活用しています。
しかし、運用の中で「ECと店舗の完全な在庫一元化」や「店舗と倉庫間の柔軟な配送」を実現するにはさらなる機能強化が必要であることが明らかとなりました。
このため、継続的な改善の結果、今回新たに「店舗間移動の入出荷連携」や「リアルタイム在庫連携」の機能を強化しました。このアップデートにより、事業者が描く新しい店舗戦略の展開を後押しし、オンラインとオフラインの融合を目指すOMO戦略の計画と実行をしっかりと支援します。
今後の展望
株式会社ロジクラは今後も店舗とデータ統合の取り組みを進め、事業者の多様なOMO戦略を支援し続ける考えです。
今後においては、店舗に限らず卸売やECなど様々な販売チャネルとの連携やデータ統合を進め、事業の基幹となるシステムを提供し、事業者の販売戦略立案と実行支援を加速させていきます。
「スマレジ」について
スマレジは、iPadやiPhoneを利用した低価格で高機能なPOSレジアプリです。データは全てクラウドで一元管理され、場所を選ばずリアルタイムの売上分析を実現しています。小売業やアパレル、飲食業界など様々な業態に対応し、小規模店舗から大規模チェーンまで幅広く利用可能で、操作がシンプルなため誰でも簡単に利用できます。基本的なレジ機能は無料で提供され、用途に応じた料金プランも用意されています。
「ロジクラ」について
ロジクラは、卸売や小売業者向けに在庫管理・発注管理を容易にするSaaSを提供しています。複数の販売チャネルからのデータ統合やアプリを活用した入出荷作業のサポートなど、包括的な機能を提供しています。
顧客中心のプロダクト設計に重点を置いているため、直感的に操作でき、導入したその日からの利用が可能と評価されています。
出典元:株式会社ロジクラ プレスリリース