d@Journalリリース

小売業界向けの商品及び顧客分析を専門とするデータコム株式会社(本社:宮城県仙台市、代表取締役:小野寺修一)が、2024年11月7日(木)に新たなツール「d@Journal」を正式にリリースすることを発表しました。このツールにより、スマート端末からリアルタイムで分析結果を確認することが可能になります。

■「d@Journal」の概要

「d@Journal」は、データコムが提供する商品分析システム「d3」および統合分析システム「Retail View」に蓄積されたデータを活用し、売場担当者がスマート端末を用いてリアルタイムで分析結果を確認できるツールです。

このシステムは、必要なマスタデータを分析システムから直接連携するため、追加のデータ連携は不要で、スムーズな操作が実現します。さらに、AIによる売上の自動サマリー機能や異常値を検知する機能を搭載し、現場での売上分析にかかる手間を大幅に削減し、変動数値を売場に直接反映させやすくなっています。

■「d@Journal」の主な機能と特長

・AIによるサマリー機能

生成系AIが売上データを自動的に文書化し、日々の最新データに基づいて分析レポートが作成されます。この機能により、担当者は手間をかけずに現状を把握することが可能です。

・異常値アラート機能

事前に設定した指標や数値に対し異常値が検出されると、スマート端末にプッシュ通知が送られます。この機能により、迅速な売場変更や対策が容易になります。

・AI分析機能

特定の条件下で生成系AIがリアルタイムで売上データを分析し、その結果を言語化します。

・業務マニュアル動画参照機能

店舗運営に必要な業務マニュアルやトラブルシューティングのための動画に簡単にアクセスでき、現場での業務効率を劇的に向上させます。

・画像共有機能

イベントや業務関連の画像をグループや店舗間で共有し、タグ付けやコメントを追加できるため、過去のイベント記録としても活用が可能です。

d@Journal機能

■サービス開発の背景

近年、小売業界では消費者のニーズの多様化と市場競争の激化が進んでおり、迅速な意思決定の必要性が高まっています。データコムは多くの小売業に向けて分析システムを提供してきた実績があり、現場で情報を効率的に活用するために、この「d@Journal」を開発しました。

出典元:データコム株式会社

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