マーケティング事業を人中心に進めるLIDDELL株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:福田 晃一、以下リデル)が、同社が運営するサービスに登録されたインフルエンサーを対象に実施した「推し活に関する調査 2024」についてお届けします。
この調査は第2弾であり、推し活にかける金銭的負担やSNSを通じたファン間の交流に関する詳細な結果を提供します。

今回、LIDDELL INFLUENCER WORKSPACE(LIW)に登録している159名のインフルエンサーを対象に「推し活」の最新トレンドに関するアンケート調査を実施し、その結果をお知らせいたします。
<調査サマリー>
自身のSNSの影響力を活かして推しをPRし、自らも収益を得る形で、インフルエンサーは推しをWサポートする状況が明らかになりました。
・推し活にかかる金額
月平均で10万円以上を使っている人は2.5%。
また、28.9%の人が月平均で1〜3万円を推し活に費やしています。
過去に推しに使用した金額が50万円以上という人も2%存在しました。
・推しのSNSアカウントをフォローし、Instagramを活用している
93.1%の人々がSNSを通じて推しをフォローし、
44.7%の人がInstagram(インスタグラム)をメインプラットフォームとして使用しています。
・ファン同士はSNSで接点を持ち、日常的に交流している
77.4%のファンがSNSで他のファンと繋がり、
50.9%はリプライやメンションを通じて日常的に交流しています。
さらに32.1%がハッシュタグを利用して交流していることも判明しました。
この記事の目次
「推し活」の月間支出は約半数が1万円以下、次に多いのは28.9%の1~3万円

月間支出の内訳では、54.7%が1万円以下、28.9%が1〜3万円を選んでいます。また、2.5%の人が月に10万円以上を推し活に使っていることがわかりました。
「推し活」における最高支出状況、50万円以上が2%!

推し活にかける最高支出に関する調査では、平均支出と異なり回答が多様性を見せています。
「〜1万円」の回答は22.6%で、金額が上がるにつれてその割合は減少していますが、10〜30万円の範囲での回答が12%を記録しました。30万円〜50万円が2%、50万円以上も同様に2%となり、市場の潜在能力を示す結果が見受けられます。
推しに関するSNSアカウントはフォローされている状況

「推しをSNSでフォローしていますか?」という質問には、93.1%が「YES」と回答しました。「NO」と応じた方々の中には、アニメキャラクターや海外の女優、スポーツ選手などのSNSアカウントが存在しないことが理由として挙げられました。
言い換えれば、推しがSNSアカウントを持つ場合、ほぼすべての人がそれをフォローし、情報を得ていることになります。
推しに関するコンテンツは44.7%がInstagramを利用

推しに関するコンテンツを閲覧する際に最も利用するSNSに関して、44.7%が「Instagram」と答えました。次に30.2%がX(エックス)、17%がYouTube(ユーチューブ)となっています。
意外にもTikTok(ティックトック)の利用率は6.9%と少なく、推しに関する情報は静止画や動画が豊富に提供されているため、InstagramやXが人気となっていることがわかりました。
77.4%がSNSで同じ推しを好むファンと繋がっており、半数以上が日常的に交流を行っている

SNS上で同じ「推し」に対する興味を持つ「ファン」との繋がりに関する質問では、77.4%が「YES」と回答しました。
さらに、ファン同士がどのように繋がっているかという問いには、50.9%のファンが「SNSを通じてのリプライやメンションによる日常的な交流」を行っていると答えました。
次に32.1%が「#〇〇推しなどのハッシュタグを利用した交流」を行い、「推し関連商品やグッズのシェア、交換を通じた関係構築」が12.6%を占めました。SNSは同じ目的を持つユーザーが集まる場であり、情報の絞り込みにも寄与していると考えられます。
出典元: LIDDELL株式会社