ベンチャー企業が広告費を掛けずに、売上を拡大していくには、SNSマーケティングは欠かせませんが、実際に社内でどのように取り入れられているのでしょうか。

ベンチャー企業がSNSを活用する1番の目的は何なのか、また、SNSマーケティングを行う上での課題やメリットは何か、気になる点は多いことでしょう。

そこで今回、株式会社リンクアンドパートナーズは、SNSを活用しているベンチャー企業のマーケティング担当者の方503名を対象に、「ベンチャー企業のSNSマーケティングに関する調査」を実施しました。


・SNSを活用しようと思ったきっかけは、「ターゲット顧客のソーシャルメディア利用率の増加」が48.9%で最多に。

「Q2:SNSを活用しようと思ったきっかけについて教えてください(複数回答可)」と質問したところ、上位から「ターゲット顧客のソーシャルメディア利用率の増加」が48.9%、次いで「ソーシャルメディア上でのトレンドや話題性」が38.6%、「競合企業のSNS活用による市場シェアの変動」が36.8%という回答になりました。


・SNSマーケティングを始める際の課題は、「SNS運用におけるリソース確保」が18.9%で最多に。

「Q8:ベンチャー企業としてSNSマーケティングを始める際に最も大きな課題は何でしたか?」では、上位から「SNS運用におけるリソース確保」が18.9%、「SNSのアルゴリズムの変更への対応」が17.9%、「適切なターゲットにリーチする難しさ」が16.3%という回答になりました。


・7割以上の対象者がSNSマーケティングが成果につながったことがあると回答。

「Q6:企業のSNSマーケティングが成果につながったことはありますか?」と質問したところ、「ある」が70.2%、「ない」が19.3%、「どちらでもない」が10.5%という回答になりました。


・SNSマーケティングにおける主要な成果指標(KPI)は、「フォロワー数やエンゲージメント率」「リード獲得数」「ウェブサイトへのトラフィック」と続く

「Q5:SNSマーケティングにおける貴社の主要な成果指標(KPI)は何ですか?」では、上位から「フォロワー数やエンゲージメント率」が21.3%、次いで「リード獲得数」が18.9%、「ウェブサイトへのトラフィック」が18.5%という回答になりました。


・SNSマーケティングを導入して良かった点は、「新しい顧客層を開拓できた」が39.8%で最多に。

「Q7: ベンチャー企業としてSNSマーケティングを導入して良かった点について教えてください(複数回答可)」では、上位から「新しい顧客層を開拓できた」が39.8%、次いで「顧客との直接的なコミュニケーションが増えた」が38.6%、「製品やサービスへの認知度が高まった」が36.4%という回答になりました。


・まとめ

今回は、SNSを活用しているベンチャー企業のマーケティング担当者の方503名を対象に、「ベンチャー企業のSNSマーケティングに関する調査」を実施しました。

上記の調査結果から、企業がSNSを活用し始める主な理由は「ターゲット顧客のソーシャルメディア利用率の増加」(48.9%)であり、これに「ソーシャルメディア上でのトレンドや話題性」(38.6%)、「競合企業のSNS活用による市場シェアの変動」(36.8%)が続く結果になりました。

一方で、ベンチャー企業がSNSマーケティングを始める際の主な課題は、「SNS運用におけるリソース確保」(18.9%)、「SNSのアルゴリズム変更への対応」(17.9%)、「適切なターゲットにリーチする難しさ」(16.3%)でした。

しかし、70.2%の企業がSNSマーケティングから成果を得ており、その主要な成果指標は「フォロワー数やエンゲージメント率」(21.3%)、次いで「リード獲得数」(18.9%)、そして「ウェブサイトへのトラフィック」(18.5%)となっています。

また、ベンチャー企業におけるSNSマーケティングのポジティブな側面としては、「新しい顧客層の開拓」(39.8%)、「顧客との直接的なコミュニケーションの増加」(38.6%)、「製品やサービスへの認知度の向上」(36.4%)が挙げられています。これらの結果から、SNSマーケティングは市場の動向や顧客ニーズに敏感な企業にとって重要なツールであり、特に新興企業においては、戦略的なリソース配分と適応性が成功の鍵となることが明らかになりました。

出典元:https://service.link-ap.com/whitepaper31

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