パフォーマンステクノロジーネットワーク「afb(アフィビー)」< https://www.afi-b.com/ >の開発運用をおこなう株式会社フォーイットは、全国の10代~60代までの男女500人を対象にPR表記に関するアンケートを実施し、年代別・職業別等の特徴についてまとめました。

【調査概要】
対象者:18歳~69歳の男女
サンプル数:500人
居住地:全国
調査方法:ネットリサーチ
アンケート実施日:2023年10月27日~2023年10月28日
出典元:https://www.afi-b.com/beginner/archives/tsushin/14116/
【質問:web上の記事やSNSの投稿で「#PR」や「#広告」と記載されているのは気にしていますか?】
質問に対しての回答選択肢は以下
1.以前から気にしていた
2.10月1日のステマ規制以降気にするようになった
3.表記に気付いているが特に気にしていない
4.表記があることを知らない
5.表記の意味を知らない
- 全体

全国の10代~60代の男女を対象に、「web上の記事やSNSの投稿で「#PR」や「#広告」と記載されているのは気にしていますか?」というアンケートを実施したところ、気にしている人は21.6%という結果でした。その内訳は、「以前から気にしていた」が15.6%、「10月1日のステマ規制以降気にするようになった」が6.0%でした。また、気にしていない人の内訳は「表記に気付いているが特に気にしていない」が29.2%、「表記があることを知らない」が18.6%、「表記の意味を知らない」が30.6%となっています。
- 年代別

年代別で見ると、PR表記を気にしている人は10代から30代にかけて多くなっていることが分かります。しかし、同時に「表記に気付いているが特に気にしていない」という人も3割を超える数字に上っていることも特徴として挙げられます。PR表記があることでその記事から離脱してしまう可能性も懸念されていましたが、”広告である”と予め提示することで、むしろ信頼や透明性を感じる人も多いということが推察される結果となりました。いわゆるデジタルネイティブ世代・ミレニアル世代では、SNSなどで日常的に広告に触れており、広告であるかどうかよりもそのコンテンツの中身に注目するなど、インターネット上の情報と上手く付き合っているということなのかもしれません。
- 職業別

職業別で見ると、「以前から気にしていた」と回答した人が最も多かったのは自営業・自由業で、22.2%でした。他の職種と差が生まれた理由としては、一般的な会社員の場合は法規制といった問題は法務などの部署でチェックする体制になっていることが多いですが、自営業・自由業の場合は法律に触れていないかを含め、全ての業務を自分でこなさなければいけません。ステルスマーケティングだけでなく、さまざまな法規制が自分の事業にダイレクトに影響する可能性があるため、日頃から敏感にアンテナを張っているのかもしれません。
- 世帯年収別

世帯年収別で見ると、「以前から気にしていた」もしくは「10月1日のステマ以降気にするようになった」と回答した人は、世帯年収が高くなるにつれて増加しています。過去に実施した「ネットやリアルの口コミをどの程度参考にしますか?」というアンケートでは、世帯年収1,001万円~の層にはリアルよりもインターネットの口コミを参考にしている人が比較的多いことが明らかになりました。日常的に商品やサービスの情報を集めるツールとして利用しているため、PR表記が目に触れる機会も多くなっていることが推察されます。また、世帯年収が上がると購入する商品・サービスの価格帯も上昇することから、消費行動においてより慎重になり、PR表記があった場合にはそのコンテンツが単なる案件なのか、実際に体験した上でその人の言葉として発信されているのか見極めようという意識が働いているのかもしれません。
(出典:「 口コミは「ネット」と「リアル」、どちらを参考にする?性別や世帯年収によって差が生まれる結果に」https://www.afi-b.com/beginner/archives/tsushin/14042/)
2023年10月1日からステルスマーケティングは規制の対象となり、消費者がより良い商品・サービスを選べるよう環境の整備が進んできています。
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