株式会社カウシェ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:門奈 剣平、以下「カウシェ」)は、2023年6月に、シェア買いアプリ「カウシェ」を利用するユーザー1375名を対象に、Eコマース(以下、EC)の利用に関するアンケートを実施いたしました。調査の結果、昨年と比較しオンラインでの購入に切り替えた商品のカテゴリーは「食品」「化粧品」「衣服」の順で多く、また切り替えた理由として「価格がお得だから」を挙げた人が7割を超え、また「利便性の高さ」を挙げる人も多くいました。

■アンケート実施の背景

2023年8月31日、経済産業省は2022年度の日本国内のBtoC-EC(消費者向け電子商取引)市場規模の発表を実施しました。これによると、EC化率はBtoC-ECで9.13%(前年比0.35ポイント増)と、新型コロナウイルスの収束で伸び幅は下がっているが全体のEC化率は上がっているということがわかります。また、2022年におけるスマートフォン経由の物販のBtoC-EC市場規模の増加率は12.9%と、ECの市場規模が拡大する中でPCからスマートフォンへの移行が加速しているということもわかります。

株式会社カウシェでは、日本国内の消費者のEC利用の機会が拡大する中で、利用傾向を把握したいと、「カウシェ」を利用するユーザー 1375名に対し、EC利用に関するアンケートを実施いたしました。

アンケートの結果、「(昨年までオフラインの店舗で購入していたが)今年からECで購入するようになった商品はあるか」という質問に対し、一番多かった回答は「食品、飲料、酒類」(63.1%)で、続いて「化粧品」(22.3%)、「衣料品」(21.5%)となっていました。「なぜオフラインの店舗からECでの購入に切り替えたのか」という質問に対しては、「価格がお得だから」という回答が70%を超え、「店舗にいかずに購入できることが便利だから」(54.3%)、「重いものなどを運ぶ手間がかからず便利だから」(47.7%)という回答が挙げられました。

一方で、「今後も店舗で購入を続けたい商品はありますか?」という質問に対しても、「食品、飲料、酒類」(48.6%)が一番多く、続いて「衣料品」(33.7%)、「化粧品」(23.2%)となっており、購入を続けたい理由に関しては「直接商品を確認してから購入したい」が最多(64.2%)、「欲しいものがその場で手に入るから」(31.0%)、「価格が魅力的だから」(27.4%)と続いており、オンラインショッピングが便利であると認識される一方で、直接確認し、また直ぐ手に入れたいニーズがあることがわかりました。

アンケートの詳細は以下をご覧ください。

【調査概要】
調査実施:2023年6月
調査方法:インターネット調査(シェア買いアプリ「カウシェ」内よりアンケート実施)
サンプル数:1375人
シェア買いアプリ「カウシェ」調べ

<調査対象>

性別

年齢

職業

<設問>

  • 昨年と比べて、あなたのEC(オンラインショッピング)利用方法がどう変わったかを教えてください。昨年と比べて、今年からECで購入するようになった商品はありますか?(複数回答可)
  • なぜその商品をECで購入するようになったのか、理由を教えてください。(複数回答可)
  • 今後店舗での購入から、ECでの購入に切り替えたいと考えている商品はありますか?(複数回答可)
  • なぜその商品をECで購入したいと思いますか?(複数回答可)
  • 今後も店舗で購入を続けたい商品はありますか?(複数回答可)
  • なぜその商品を店舗で買い続けたいと思いますか?(複数回答可)
  • 今後のECに期待することはなんですか?(複数回答可)

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