「テクノロジーで、人と企業が高め合う関係を作る」をミッションに、CRO(コンバージョン率 最適化)のためのプラットフォームを提供する株式会社Sprocket(本社:東京都目黒区、代表取締役:深田 浩嗣)は、マーケティング専門メディア「Agenda note(アジェンダノート)」と共同で「自社サイト運営に関する調査」を実施。100名のマーケターを対象に行ったアンケート調査の結果を公開しました。

  • 調査の背景

自社サイトは直接的なコンバージョンポイントになるばかりではなく、情報発信の起点として競合他社との差別化を果たす上でも重要な役割を持っています。また、自社サイトから得られるユーザーのデータは、ビジネス全体に影響を与える可能性もあります。

そこで、サイト運営における課題感とその解決策について明らかにするため、アンケート調査を行いました。

  • 「集客」が重要テーマであるものの、取り組みたいことは「顧客育成」

現在重要と考えているマーケティング上のテーマを尋ねたところ、「集客」が最多でした。

一方で、「今後取り組みたいテーマ」については、「ロイヤル顧客(ファン)育成」が最も多く、「リピート率・F2転換率の向上」が続きました。

  • ロイヤル顧客育成への取り組み

「ロイヤル顧客の育成」について取り組んできたことを尋ねたところ、「ブログ、メール、SNS等での情報発信」を実施している企業が多いものの、その成果への満足度は必ずしも高くはないという結果でした。

  • 今後の投資先も「顧客育成」か

集客の基本的な施策は「広告」です。広告効果の改善に対してかけている予算を尋ねたところ、「1,000万円以上」という回答が最多でした。

「広告効果を今より10%改善できる場合、その取り組みにどの程度予算がかけられますか?」については、回答にばらつきがあり、すでに大きく予算投下をしており、あまり追加投資する考えは見られない結果でした。

ロイヤル顧客育成に対してかけている予算は、「1,000万以上」が7名いたものの、「予算をかけていない」「わからない」も同程度の回答がありました。

「ロイヤル顧客を今より10%増加できる場合、その取り組みにどの程度予算がかけられますか?」への回答としては、「費用対効果が合うならいくらでも」が8名となっています。

  • 考察

多くのマーケターにとって、自社サイトの運営上、新規顧客を獲得するための集客は重要なテーマです。しかし、 調査の結果から、集客のための広告活用についてはすでに予算をかけていて、今以上の投資については消極的である様子がうかがえました。

今後の自社サイト運営においては、取り組みたいテーマとして挙がった「顧客育成」がポイントになるでしょう。ファン化、リピート促進に関する課題をいかに解決し、具体的な成果を残しているかが重要になってくると考えられます。

Sprocketは、ブラックボックス化しているオンラインの行動を可視化し「顧客にとって望ましいオンライン体験」の構築に取り組んでいます。顧客の行動データを収集・分析し、Web接客による施策を実行、改善のPDCAサイクルを回していくことで、顧客育成を推進しています。

Sprocketでは今後もサイト運営に関する有益な情報を発信し、企業のビジネス成長に貢献していきます。

  • 調査概要

調査内容:自社サイト運営に関する調査
調査対象:自社のWebサイト運営に携わる担当者及び責任者
調査対象数:100名
調査手法:インターネット調査
調査期間:2023年1月20日~2月28日
調査元:株式会社Sprocket
    マーケティング専門メディア「Agenda note(アジェンダノート)」

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