近年スーパーマーケットにおける人手不足など課題に向けては、セルフレジなどが見られるようになりました。この度、弊社が開発された配送ロボットは省人化に寄与するソリューションとして、ご提案いたします。

タイ小売り大手セントラル・グループ傘下のセントラル・フード・リテールはスーパーなどを運営し、またスーパーでは配送ロボットを導入されます。タイでこれは従業員を支援するため、人工知能イノベーションを活用された初の事例となるようです。ロボットとショッピングをこれまで以上に近づける新しい体験を生み出します。

  • 課題

1.人手不足・高齢化
日本では少子高齢化に伴い、スーパー現場の従業員の年齢層は中高年が多いようです。特にスーパーでは商品運搬など体力が必要ある仕事も多いでしょう。また労働力不足が徐々に顕在化している中、人件費高騰の課題も抱えれいます。
2.同業他社およびECビジネスとの競争激化
スーパーでは、新聞折り込みチラシを主として、自社ホームページ内にチラシ掲載、携帯・スマホアプリなどで宣伝しますが、同業他社との差別化に苦しんでいるようです。また近年楽天やアマゾンなどを利用する方が増加する傾向がありますので、スーパーへのダメージも増加しました。
3.接客マナーなどの教育
「平成30年 スーパーマーケット年次統計調査 報告書」によりますと、パート・アルバイト比率は「店舗」で72.6%とのことです。スーパーでは、バイト・パートの方がかなりの割合を占めますので、人材育成のためのコストが高いようです。また人材の確保も難しいようです。

  • 導入効果

1. 巡回モード
 販促品や新商品など商品をロボットに乗せて、事前に設定されたルートで店内を巡回します。固定されたブースより、商品を最大程度でアピールできます。

2. 案内モードは、 顧客は、購入したい製品エリアを選択し、ロボットからご案内できるようにします。 顧客が簡単的に製品を見つけられるようになりました。音声認識や自然言語処理などの技術を使用して、顧客とのコミュニケーションも行うことができます。よりスムーズな買い物体験を提供することができます。

3.配送モード
スーパーを開店する前、商品運搬など体力が必要な仕事が多いですので、これはロボットに任せましょう。例を挙げますと、倉庫でりんごをロボットにのせ、「青果コーナー」ボタンを押すだけで、自律走行できるロボットは自動で青果コーナーへ運搬しました。従業員は棚上げするだけで完成しました。スーパーマーケットの業務効率化や従業員の負担軽減に役立っています。

  • 今後の展開

タイでは多くのスーパーでロボットが導入されましたし、共同で配送ロボットの課題や運用方法など実験を行います。今後スーパーでの課題などをよく理解し、よりよいソリューションを提案できますよう目指します。

オリオンスターロボティクス株式会社
公式サイト:https://jp.orionstar.com/

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