マイボイスコム株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:高井和久)は、7回目となる『モバイル決済』に関するインターネット調査を2023年2月1日~5日に実施しました。調査結果をお知らせします。
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■直近1年間にスマホ決済を利用した人は6割強。利用意向は5割強、過去調査と比べて増加傾向
■スマホ決済選定時の重視点は、「利用できる店舗・サービスの多さ」が利用意向者の7割弱、「支払いのスムーズさ・手順の簡単さ」が約65%、「ポイント還元率の高さ」が55%
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【調査方法】インターネット調査 【調査対象】MyVoiceのアンケートモニター
【調査時期】2023年2月1日~2月5日 【回答者数】9,879名
- 直近1年間の支払い方法
直近1年間に、店や自動販売機などで利用した支払い方法は(複数回答)、「現金」が85.0%、「クレジットカードのカード本体を機械にタッチ・通す、店員に渡すなど」が68.8%です。続く「スマホ決済」は53.2%で、「電子マネーのカード本体を機械にタッチ・通す、店員に渡すなど」(49.1%)を上回ります。
- 直近1年間に利用したスマホ決済
直近1年間に、ネットショッピングを含むすべての支払い場面で、スマホ決済を利用した人は6割強です。10~30代では76~77%、40~50代では各7割弱、60~70代では5~6割となっています。
利用したアプリ・サービスは(複数回答)、「PayPay」が42.3%、「楽天ペイ」「d払い」が各2割弱、「au PAY」「交通系電子マネーのアプリ」が各1割強となっています。

- スマホ決済で支払った頻度、割合
直近1年間にスマホ決済を利用した人のうち、週1回以上スマホ決済で支払った人は7割弱です。男性30~50代や女性10・20代では、各70%台となっています。
直近1年間にスマホ決済を利用した人が、スマホ決済で支払った割合は、支払い回数の「1~2割」が29.6%でボリュームゾーンとなっています。6割以上は4割弱、『Apple Pay』『おサイフケータイ』主利用者で高くなっています。
- スマホ決済の利用意向
スマホ決済の利用意向(「利用したい」「まあ利用したい」の合計)は5割強、過去調査と比べて増加傾向です。女性10~30代では各7割弱、スマートフォン主利用者では6割弱となっています。直近1年間にスマホ決済を利用した人では8割弱、非利用者では約7%です。

- スマホ決済選定時の重視点
スマホ決済利用意向者に、スマホ決済サービス選定時の重視点を聞いたところ(複数回答)、「利用できる店舗・サービスの多さ」が67.8%、「支払いのスムーズさ・手順の簡単さ」が65.4%、「ポイント還元率の高さ」が55.0%です。直近1年間にスマホ決済を利用していない人では、「設定の簡単さ」が高くなっています。

<< 回答者のコメント >>スマホ決済を利用したい理由、利用したくない理由(全6,552件)
- <利用したい>レジでの会計がとてもスムーズにできるので、混雑時に後ろの人とかを待たせなくてもいいから。(女性44歳)
- <利用したい>まず便利。ポイント付与もあり、また色々なキャンペーンなど還元率の高い物も多いので無意識に利用機会が増えている。(女性52歳)
- <利用したい>絶対に値引きされない商品でもスマホ決済で数%でも還元されるなら利用する。(男性48歳)
- <利用したくない>スマホを常に持ち歩いて出したりしまったりするのがめんどう。充電やギガ数を気にしないといけない。(女性33歳)
- <利用したくない>スマホには、いろいろな情報がたくさん入っているので、まんがいちでも、第三者に情報を見られたくないから。(女性67歳)
- <利用したくない>セキュリティの問題。停電時には使えない。通信障害時に使えない。スマホのレスポンスがよくないからレジ前でもたもたするのが嫌。(女性46歳)
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