テープス株式会社(本社:神奈川県茅ヶ崎市、代表取締役:田渕 健悟)が提供する EC に特化したノーコードツール「TēPs(テープス)」は、CData Software Japan 合同会社(本社:アメリカノースカロライナ州、日本オフィス:宮城県仙台市、代表社員 職務執行者 疋田 圭介、以下CData)提供の「CData Connect Cloud」との連携機能において、OData テーブルのレコードを更新する新機能をリリースしたことをお知らせします。

TēPs は EC モールや EC 事業でよく使われるさまざまなツールをつなぎ、自社の業務を自動化できる EC に特化したノーコードツールです。このたび、CData Connect Cloud の OData テーブルのレコードを更新する機能を新たに追加しました。
CData Connect Cloud (https://www.cdata.com/jp/cloud/) は 100 種類以上の SaaS・DB への接続を API コーディングなしで可能にするサービスです。

(画像提供:CData Software Japan 合同会社)
TēPs は CData Connect Cloud との接続により、ERP・CRM・会計・MA・DB などのさまざまなサービスからデータを取得し、EC モールやカート、受注管理ツールなどに連携して EC 運営の業務を自動化することができます。たとえば、すべての販売チャネルの注文を集積している DB から TēPs でデータを取得し、TēPs と接続している受注管理ツールに受注伝票を起票するなど、データ連携にかけていた工数の削減が可能です。

また、今回の新機能で OData テーブルのレコードの更新が可能になったことで、住所の訂正などで EC モール・カート側の受注情報が変更されたとき、変更内容を対応するレコードに反映するなど、細かな手作業が必要だった業務の自動化ができるようになりました。さらに、SaaS や DB の顧客情報をもとに TēPs でメールを送信し、レコードに送信内容のログを残すなど、CRM 施策にも活用することができます。
■ 開発背景
TēPs はこれまで、EC 運営で一般的に利用されるモールやサービス、ツールと優先的に接続し、機能を開発してきました。そのため、高額なシステムやサービスであったり、普及はしていても EC 事業者への導入実績が多くはないサービスに関連する課題や要望を、網羅することはできませんでした。
しかし、CData Connect Cloud との接続によって、一挙に多数のサービスやプラットフォームとの連携が可能になりました。これにより、社内で利用しているマーケティングオートメーションツールやデータベースなどを、TēPs が接続しているモールや受注管理ツールといったサービスと連携し、既存の業務をさらに効率化したり、これまで未活用だったデータを施策に導入したりできるようになります。また、TēPs のこれまでの機能では解決が困難だった個々の業務課題に対して、サービスの組み合わせによって複数の解決方法を用意できるようになるため、利用サービスや予算、人的リソースなどを考慮し、自社にとって最適なソリューションを選択することが可能になります。
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