
株式会社フィードフォース(本社:東京都港区、代表取締役社長:塚田 耕司)は、AI検索におけるブランド評価を可視化するサービス「Answer IO」において、OpenAI社の最新モデル「GPT-5.1」およびGoogle社の「Gemini 3」への対応を発表しました。さらに、AIモデルのバージョン管理機能も新たに実装し、最新モデルでのブランド可視性を継続的に測定できる環境を提供するとのことです。
この記事の目次
最新AIモデル対応の背景
2025年11月にOpenAI社とGoogle社はそれぞれGPT-5.1とGemini 3をリリースし、AI検索の精度と応答品質が大幅に向上しました。これらの最新モデルは、より高度な文脈理解と情報統合能力を備えており、ユーザーへの回答品質や引用元の選定基準も進化しています。
このような状況において、「最新のAIモデルでブランドがどのように評価されているか」「モデルのアップデートによってブランドスコアにどのような変化があるか」を把握したいという要望が多く寄せられていたとのことです。今回のアップデートにより、最新世代のAIモデルでのブランド可視性を即座に測定でき、モデル進化に応じた戦略的な対応が可能になるとフィードフォース社は説明しています。
最新AIモデル対応の特長
最新世代AIモデルでのブランド測定
GPT-5.1とGemini 3という最新世代のAIモデルにおけるブランド可視性を測定できるようになりました。従来モデル(GPT-5、Gemini 2.5など)と最新モデルでの評価の違いを比較することで、AI進化がブランド露出に与える影響を定量的に把握できます。例えば「GPT-5スコア75点に対してGPT-5.1スコア82点」といった形で、モデル世代間のスコア推移を追跡することが可能です。
モデルバージョン自動管理機能
Answer IOに新しい「最新モデルを自動使用」機能が追加されました。クエリ作成時に各AIプラットフォームの「最新モデルを自動使用」オプションを選択すると、Answer IOが対応している最新モデルで自動的に測定されるようになります。例えば、Answer IOがGPT-5.1に対応した際、この設定を選んでいるクエリは自動的にGPT-5.1での測定に切り替わります。
これにより、ユーザーはクエリ設定を毎回変更することなく、常に最新モデルでのブランド可視性を追跡できるようになったとのことです。もちろん、特定のモデルバージョン(GPT-5.1固定、Gemini 3 Pro固定など)を指定して継続測定することも可能です。
モデル進化の影響分析
同一クエリに対して複数のモデルバージョンでスコアを測定することで、AIモデルの進化がブランド可視性に与える影響を時系列で分析できます。「最新モデルで引用されやすいコンテンツの特徴」「モデルアップデートでスコアが変動した要因」といった洞察を得ることで、AI進化を見据えたコンテンツ戦略を立案することが可能になります。
ご利用方法について
最新AIモデル対応機能は、既存のAnswer IOユーザーであればすぐに利用できるとのことです。
- クエリ作成・編集画面で、計測対象AIモデルを選択
- 「OpenAI (最新モデルを自動使用)」を選択すると、常に最新モデル(現在はGPT-5.1)で自動測定
- 「OpenAI GPT-5.1 (固定)」を選択すると、GPT-5.1に固定して測定
- 同様に、Google、Perplexityでも「最新モデルを自動使用」と固定バージョンから選択可能
- レポート画面でモデル別・バージョン別のスコア比較、時系列推移を確認可能
ポイント消費量はこれまで通り、1つのAIモデルにつき1ポイントを消費します。無料プランでも初回登録時に付与される20ポイントで最新モデルを含む計測をお試しいただけます。
今後の展開
フィードフォース社によると、Answer IOは今後もAI検索最適化(AEO)を包括的に支援する機能を拡充していく予定とのことです。
クエリ実行結果ごとの改善提案機能
現在のレポート全体への改善提案に加え、個別のクエリ実行結果ごとに最適化施策を自動提案する機能を追加予定としています。「このクエリでGPT-5.1スコアが低い理由」「Gemini 3で評価を上げるための具体的なコンテンツ改善案」など、クエリ・モデル別にピンポイントな改善アクションを提示し、より効率的なAEO施策の実行を支援するとのことです。
インサイト登録機能
レポート分析中に発見した気づきや仮説、実施した施策とその結果を記録・蓄積できるインサイト登録機能を開発中とのことです。これにより、チーム内でAI検索最適化の知見を共有し、過去の施策効果を振り返りながら継続的な改善サイクルを回すことが可能になります。モデルバージョンごとの成功パターンを組織のナレッジとして蓄積することで、AI進化に対応した戦略的なブランド可視性向上を実現するということです。
フィードフォース社は、AI時代における新たな集客チャネル最適化を通じて、パートナー企業の成長を支援していくとしています。
Answer IOについて
- プロダクト概要:AI検索におけるブランドスコア測定・競合比較・引用分析・改善提案・Google Analytics連携のダッシュボードを提供
株式会社フィードフォースについて
株式会社フィードフォースは、データフィード・構造化データ・ID連携といったテクノロジーを活用したマーケティング支援サービスを開発・提供しています。「ビジネスにとどける、テクノロジーと鼻歌を。」をミッションに掲げ、企業のデジタルマーケティングを支えるプロダクトを通じて、ビジネスをより創造性あふれるものへと変えていくことを目指しています。
- 所在地:東京都港区南青山一丁目2番6号 ラティス青山スクエア3F
- 代表者:代表取締役社長 塚田 耕司
- 事業内容:データフィード関連事業 / その他事業
出典元: 株式会社フィードフォース プレスリリース












