
消費者のインテント分析マーケティングSaaS「リスニングマインド」を開発・提供する株式会社Ascent Networksが、ChatGPTとの連携を可能にする新機能を2025年7月末より会員企業向けにリリースすることを発表しました。この生成AI対応により、マーケターはリスニングマインド独自の消費者行動データを、自然言語による対話を通じて即座に分析・活用できるようになります。
同社によると、このような商用サービスの提供は世界初の試みとのことです。今回のリリースに合わせて、機能解説動画の公開、先行ウェビナーの開催、さらに月額25万円で利用可能な特別優待プランの受付も開始されました。

生成AI対応によって可能になる、マーケティング分析の新たな体験
今回の生成AI対応は、従来の様々な分析ツールが共通して抱えていた課題を解決し、マーケティング業務に2つの大きな変革をもたらします。
①分析業務の"会話スピード"化を実現
これまでの分析ツールでは、画面操作や分析内容の解釈に専門知識が必要とされていました。しかし今回の生成AI対応により、GUI操作を介さず、日常的な言葉で分析テーマを入力するだけで、誰でも簡単に消費者インサイトの抽出を始めることができるようになります。これにより、アイデア創出から分析、次のアクションプラン策定までのサイクルが劇的に高速化されるとのことです。
②データ可視化の"脱ダッシュボード化"を促進
従来のデータ可視化は、サービス付属のダッシュボード機能を使用したり、Excelなどで一つひとつ手作業で作成したりするのが一般的でした。しかし新機能では自動で、Pythonの豊富なライブラリを活用し、提案のコンセプトやニーズに合った最適なグラフや図を、その都度スピーディーに作成することが可能になります。これにより、担当者は手間のかかる集計や作図作業から解放され、より創造的な業務に集中できるようになるとしています。




今後の展望
株式会社Ascent Networksによると、リスニングマインドは今回の生成AI対応に加え、日本・韓国に続くアメリカでのローカライズなど、次世代のマーケティングテクノロジーをグローバルに展開し、あらゆる業界の顧客のマーケティング活動を強力に推進していく方針だということです。
今回の生成AI連携により、マーケティング担当者はより直感的かつ効率的に消費者インサイトを抽出し、アクションプランを策定できるようになります。従来の分析ツールでは専門知識が必要だった操作が、日常会話のような自然な対話で可能になることで、マーケティング業務全体の効率化が期待されます。
特に、データ可視化の「脱ダッシュボード化」により、Pythonのライブラリを活用した最適なグラフや図の自動生成が可能になるため、マーケティング担当者は集計や作図作業から解放され、より創造的な業務に集中できるようになるでしょう。
出典元:株式会社Ascent Networks プレスリリース