
株式会社ファンくる(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山口敬人)は、同社会員を対象に、購入ブランドや商品のこだわりについての消費者意識調査を実施しました。調査結果では、購入するブランドや商品が決まっている商品ジャンルがある方は58%、決まったブランドを選ぶ理由として最も多いのは「味や品質が良いから」が82%となっています。
この記事の目次
調査結果サマリー
- 購入するブランドや商品が決まっている商品ジャンルがある58%、決まっているのは「ヨーグルト」、「カレールウ」
- 決まったブランドや商品を選ぶのは「味や品質が良いから」82%
- 普段より価格が高くても買いたいと思うのは「味や品質が良い商品」63%
株式会社ファンくるは、お客さまの声を最先端の分析でファン増加につなげる企業として、「ファンくる」会員を対象に定期的に消費者の意識調査を実施しています。今回の調査では、購入ブランド、商品が決まっているジャンルやその理由などについて、「ファンくる」会員1,000名(男性227名、女性773名)を対象に調査が行われました。
調査の結果、購入するブランドや商品が決まっている商品ジャンルがある方は全体の58%にのぼることがわかりました。具体的な商品ジャンルでは、「ヨーグルト」が43%と最も多く、次いで「カレールウ」が36%という結果となっています。
また、消費者が決まったブランドや商品を選ぶ理由としては、「味や品質が良いから」が82%と圧倒的に多い結果となりました。さらに、普段より価格が高くても買いたいと思う商品についても、「味や品質が良い商品」が63%と最多で、次いで「原材料・成分や産地が安心できる商品」という回答が続いています。
調査結果
1.購入するブランドや商品が決まっている商品ジャンルがある58%、決まっているのは「ヨーグルト」、「カレールウ」


調査結果から、購入するブランドや商品が決まっている商品ジャンルがある消費者は全体の58%で、ない消費者は42%という結果になりました。過半数の消費者が何らかの商品ジャンルにおいて購入するブランドや商品を決めていることが明らかになっています。
特に購入ブランドや商品が決まっている商品ジャンルとしては、「ヨーグルト」が43%と最も高い割合を示し、続いて「カレールウ」が36%、「シャンプー・リンス」が33%、「調味料(しょうゆ・みそ・めんつゆなど)」が31%という結果になっています。これらの日常的に消費する食品や日用品において、消費者はブランドや商品へのこだわりが強い傾向があることがわかります。
2.決まったブランドや商品を選ぶのは「味や品質が良いから」82%

消費者が決まったブランドや商品を選ぶ理由としては、「味や品質が良いから」が82%と圧倒的に高い数値を示しています。次いで「価格が手頃だから」が48%、「以前から使っている、食べているから」が38%、「原材料・成分や産地が安心できるから」が31%と続いています。
この結果から、消費者が特定のブランドや商品を継続的に選ぶ際には、味や品質に対する高い評価が最も重要な判断基準となっていることがわかります。価格の手頃さも重要な要素ではありますが、味や品質の良さが最優先されている点は注目に値します。また、習慣的な購買行動や安全性・信頼性も選択理由として一定の割合を占めています。
3.普段より価格が高くても買いたいと思うのは「味や品質が良い商品」63%

普段より価格が高くても購入したいと思う商品については、「味や品質が良い商品」が63%と最も高い割合を示しています。次いで「原材料・成分や産地が安心できる商品」が54%、「自分が好きなブランドの商品」が34%、「自分の体に良い商品(健康食品など)」が33%という結果になっています。
この調査結果からは、消費者が価格プレミアムを支払ってでも購入したいと考える商品は、主に味や品質の良さ、原材料や産地の安全性・信頼性に価値を見出しているということがわかります。特に味や品質の良さは、定番商品を選ぶ理由としても、価格が高くても購入する理由としても最も重視されており、消費者の購買行動において最も影響力のある要素であることが明らかになっています。
株式会社ファンくるの調査では、これら以外にもスーパーの特売情報やキャンペーンについてなど、全26問の質問に対する回答を得ており、消費者の購買行動に関する包括的な情報が収集されています。
調査概要
調査方法:インターネット調査
調査対象:一般消費者
回答者:「ファンくる」に登録している全国150万人のユーザー
回答者数:1,000名(男性227名、女性773名)
調査時期:2025年5月30日~6月7日
調査項目:スーパーでの買い物についての消費者調査
設問数:26
この調査結果は、企業のマーケティング戦略や商品開発において有益な情報を提供するものとなっています。特に、消費者が特定のブランドや商品に対して持つ忠誠心とその理由を理解することで、企業は効果的な商品戦略を立てることが可能となります。
味や品質の良さが消費者の選択において最も重要な要素であるという結果は、企業が商品開発やブランド戦略において優先すべき点を明確に示しています。また、価格が高くても購入されるためには、商品の質や安全性に対する消費者の信頼を獲得することが重要であることも示唆されています。
株式会社ファンくるは、このような消費者意識調査を通じて、企業のマーケティング活動や商品開発をサポートし、お客さまの声を最先端の分析技術でファン増加につなげるサービスを提供しています。今回の調査結果は、食品や日用品を扱う企業にとって、消費者のブランド選好や購買決定要因を理解する上で貴重な情報源となるでしょう。
ファンくるについて

お客様や従業員の声を独自の特許技術で分析することにより、店舗運営、商品開発、営業活動、従業員エンゲージメント等の向上を支援する様々なWebサービスをあらゆる業界に対して提供しています。また、体験型情報サイト「ファンくる」の運営や、インターネットリサーチなどのマーケティング支援も行っております。
■会社名:株式会社ファンくる
■代表者:代表取締役社長 山口敬人
■資本金:1億円
■創業:2004年8月26日
■所在地:東京都千代田区岩本町 1-10-5 TMMビル4F
出典元:株式会社ファンくる プレスリリース