不用品買取に関する調査で判明!55.2%がリサイクルショップを活用 - 買取方法と情報収集に関する消費者動向

使わなくなった家電や服、読み終えた本など、「いつか使うかも」と眠らせている不用品はありませんか?実は、それらを買取に出してスッキリさせたという方は少なくないようです。

株式会社NEXERとエコゼストが共同で実施した「不用品の買取に関するアンケート」の結果についてご紹介します。この調査は「不用品を買取に出したことがある」と回答した全国の男女500名を対象に行われたものです。

「不用品の買取に関するアンケート」調査概要
調査期間:2025年4月2日 ~ 2025年4月14日
調査機関:株式会社NEXER(自社調査)
集計対象:事前調査で「不用品を買取に出したことがある」と回答した全国の男女
有効回答:500サンプル
調査方法:インターネット調査

不用品の売却方法は「リサイクルショップへの持ち込み」が55.2%でトップに

まず、不用品を売ろうと思ったきっかけについての調査結果を見ていきましょう。

調査結果によると、66%の回答者が「使っていないものが増えて邪魔に感じたから」と回答しています。多くの方が部屋の空間確保や整理整頓のために不用品の買取を利用していることがわかります。

次に、不用品を買取に出す際に主に利用した方法について見てみましょう。

注目すべきは、55.2%と半数以上の方が「リサイクルショップへの持ち込み」を選択していることです。続いて「フリマアプリ」が17.4%、「宅配買取サービス」が13.8%、「出張買取サービス」が13.6%という結果になっています。

それぞれの方法を選んだ理由について、いくつかの回答が紹介されています。

「リサイクルショップへの持ち込み」を選んだ理由

・「1番簡単だし、トラブルに遭うこともないから。」(30代・女性)

・「不要品を売る際、リサイクルショップなら迅速な査定と簡単な手続きで手間なく現金化できる利便性に惹かれたためです。」(30代・女性)

・「その場で査定額を知ることができてキャンセルしたり売却できたりと便利で良いなと思ったから。」(30代・男性)

・「ネットなどはめんどくさくてネットのフリマだと送料もこちら持ちが大半だから。」(30代・女性)

「フリマアプリ」を選んだ理由

・「お店で買い取ってもらうより高く売れるし、何かと便利。」(20代・男性)

・「業者に買い取ってもらうのとは比較にならないほど高く売れる。」(30代・女性)

・「手間はかかるが、高く売れるから。」(30代・女性)

「宅配買取サービス」を選んだ理由

・「段ボールにつめて送るだけでいいし、フリマアプリで個人と取引するよりトラブルも少ないと思った。」(30代・男性)

・「自分で出品する手間、店に行く手間が省けるから。」(40代・女性)

「出張買取サービス」を選んだ理由

・「楽だから。」(40代・女性)

・「大きなタンスがあって邪魔になったので出張査定してもらい、その場で買い取りしてもらいました。」(50代・男性)

不用品買取の情報収集、33.2%が「フリマアプリや買取サイトの公式ページ」を活用

調査では、不用品を買取に出す際にどのようにして情報を収集したのかについても聞かれています。

最も多かった回答は「Googleなどの検索エンジン」で47%、次いで「フリマアプリや買取サイトの公式ページ」が33.2%となっています。インターネットを活用して情報収集する方が大多数を占めていることがわかります。

さらに、どの情報源が最も役立ったかという質問については以下のような結果になっています。

「Googleなどの検索エンジン」が34.2%と最も多く、「フリマアプリや買取サイトの公式ページ」が24.4%、「知人・友人からの口コミや紹介」が13.8%という結果でした。これらの情報源が特に消費者の意思決定に影響を与えていることがうかがえます。

各情報源を重宝した理由についても、いくつかの回答が紹介されています。

「Googleなどの検索エンジン」が役立った理由

・「一番正確な相場が分かりそう。」(20代・男性)

・「手広く情報を得られるから。」(30代・女性)

・「買取価格など詳細が分かったから。」(30代・男性)

・「自分が調べたい言葉で調べられるから。」(30代・女性)

・「有用な情報が一瞬でたくさん出てきて重宝したから。」(40代・女性)

・「検索するだけで一気に値段の相場が分かるから。」(40代・男性)

「フリマアプリや買取サイトの公式ページ」が役立った理由

・「同じ商品がどのくらいの値段で売られているか調べることで価格設定の参考になるから。」(20代・男性)

・「口コミも大事だが、まず1つ出してみようと始めたら意外とすぐに売れて、楽しくなってきたから。」(30代・女性)

・「送料や売れるコツが、しっかり掲載されているから。」(30代・女性)

・「公式サイトなので信頼できる。」(40代・女性)

「知人・友人からの口コミや紹介」が役立った理由

・「実際の口コミがためになるから。」(30代・女性)

・「生の声が大事。」(30代・女性)

・「実際に利用した時の話を聞かせてくれたので、わかりやすかった。」(40代・女性)

まとめ:不用品買取の利用傾向と消費者の選択基準

今回の調査結果から、不用品買取の利用状況や消費者の選択基準について興味深い傾向が明らかになりました。

売却方法としては「リサイクルショップへの持ち込み」が55.2%と過半数を占め、最も一般的な方法として定着していることがわかります。この方法を選ぶ理由としては「手続きの簡便さ」「その場で現金化できる」「トラブルの少なさ」などが挙げられています。

一方で、フリマアプリを利用する人々は「より高く売れる」ことを重視しており、宅配買取サービスは「手間の省略」、出張買取サービスは「大型家具の処分のしやすさ」といった点が評価されているようです。

特筆すべきは、リサイクルショップへの持ち込みやフリマアプリが主流である一方で、「量が多くて運べない」「個人間取引でのトラブルを避けたい」といった声も少なくない点です。こうしたニーズに応える選択肢として、出張買取サービスの便利さが注目されています。

出張買取サービスは、自宅で待つだけで査定から引き取りまでを完結できるため、忙しい方や大型家具の処分を考えている方に特に適しています。不用品が多くて持ち込みが大変な場合や、トラブルなく安全に取引したい場合には、一度検討してみる価値があるでしょう。

今回の調査結果は、消費者が不用品を処分する際の選択肢を検討する上で、参考になる情報を提供しています。ご自身のライフスタイルやニーズに合った方法を選ぶことで、より満足度の高い不用品処分が可能になるでしょう。

出典元:株式会社NEXER プレスリリース

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