AI技術を活用した新システム「ScaLe」で出張買取業務の効率化を実現
株式会社オプティマインド(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:松下 健、以下「オプティマインド」)が、顧客からの業務依頼において移動の効率性、スタッフの割り当て効率、作業時間の推測をAIによって即時計算する新システム「ScaLe(スケール)」を導入したことを発表しました。これにより、ユーザーは最適な日時とスタッフを迅速に割り当てることが可能となります。
オプティマインドは、リユース業界のリーディングカンパニーである株式会社コメ兵と協力し、「出張買取サービスにおける調整業務の負担軽減及び訪問件数の増加」を目指した実証実験を実施することを決定しました。

「出張買取の効率化」に向けた実証実験の開始

新システムScaLe(スケール)は、物流とは異なる人がサービスを提供するビジネス領域での最適化AIを活用し、訪問計画の提案を行うことで、訪問スタッフの無駄な稼働を減少させ、稼働効率を向上させることを目指します。また、顧客との日時確定までのリードタイムを劇的に短縮し、顧客の離脱率を低下させることで、「顧客満足度の向上」に貢献することが期待されています。

◼︎株式会社コメ兵 東日本エリア営業部 マネージャー:田口智博氏のコメント

「出張買取業務では、これまでシフトやスタッフの買取スキル、訪問スケジュールを各システムで管理し、訪問依頼が来る度に個別にシステムを確認していました。そのため、顧客への回答に1件あたり30分、多い場合には60分以上かかっていました。この結果、顧客満足度の低下やスタッフに対する負担が増大する課題を抱えていました。
今回導入されるScaLeでは、シフト情報、スタッフのスキル、訪問スケジュールや場所を一元管理し、AIが迅速に判断するため、訪問可否の確認が大幅に迅速化され、顧客満足度の向上とスタッフの業務負担の軽減に寄与することが期待されています。」

自動計算する新システム「ScaLe(スケール)」の機能性

この新システムは、顧客からのオーダー段階においてAIが「いつ、どこに、誰を割り当てるべきか」を即座に算出します。これにより、次の4つの効用を実現し、持続可能な業務環境の構築を目指します。
  1. 訪問スケジュールの効率化:AIは移動ルートや訪問時間を最適化し、業務の効率を向上させます。
  2. 事業の拡大支援:訪問可能件数を増加させ、移動コストを削減することで、新規顧客の獲得を促進します。
  3. 時間及びコストの削減:現場の負担を軽減し、リソースを最適に運用します。
  4. 顧客満足度の向上:依頼後の日時確定のリードタイムを大幅に短縮し、顧客の離脱を防ぎます。
このように、ScaLeはさまざまな業種において、業務のスピードアップや効率化を実現します。
<主に対象となる業種・業態>業務用機器メーカー(設置・保守)、ガス販売(訪問)、出張買取、ハウスクリーニング、集配クリーニング、インフラ工事(ネットワーク・電気・水道など)、産業廃棄物処理、家具・家電設置など広範囲にわたります。
出典元:株式会社オプティマインド

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