『令和最新のポイ活事情』調査結果 今後の期待と課題とは

ドイツ・ハンブルクに本社を置くadjoe GmbH(CEO:Jonas Thiemann)は、ポイ活ユーザーを対象に「令和最新のポイ活事情」に関する調査を行いました。

ポイ活(ポイント活動)は、家計を助けたりお得感を得られる手段として、いろいろな世代に支持されています。では、ポイ活の魅力や日常での活用法、そしてその課題についてはどうでしょうか。

今後のポイ活をより楽しむためには、ユーザーがどのようにポイントを活用し、どれくらいの成果を上げているのかが気になります。

そこで、今回の調査でadjoe GmbHは、ポイ活ユーザーに対し、「令和最新のポイ活事情」に関する調査を実施し、その結果を発表しました。

調査概要:「令和最新のポイ活事情」に関する調査

【調査日】2025年1月6日(月)

【調査方法】PRIZMAによるインターネット調査

【調査人数】1,019人

【調査対象】調査時点でポイ活ユーザーであると回答したモニター

【調査元】adjoe GmbH

【モニター提供元】PRIZMAリサーチ

ポイ活における主なメリットは『家計の助けになる』『簡単にできる』『お得感がある』

調査結果によると、「ポイ活を行う中で感じるメリットを教えてください(複数回答可)」という質問に最も多くの回答があったのは『家計の助けになる(52.0%)』で、次いで『簡単にできる(48.5%)』『お得感がある(48.0%)』となりました。

物価高騰の影響を受けつつも、多くの人が手軽にお得感を享受できている様子が伺えます。

具体的に、ポイ活によってどの程度の金額を月ごとに獲得できているのかを見てみましょう。

「ポイ活によって、毎月どの程度の金額またはポイントを獲得していますか?」という問いには、次のような結果が得られました。

・『〜500円未満(19.1%)』

『500円〜1000円未満(31.1%)』

『1000円〜3000円未満(24.0%)』

・『3000円〜5000円未満(11.2%)』

・『5000円以上(10.3%)』

・『わからない(4.3%)』

このデータは、多くの人が月に一定のポイントを得ていることを示しつつ、その金額が比較的少額であることも示しています。『〜500円未満(19.1%)』の結果から見て取れるように、ポイ活は手軽に始められる一方で、得られる利益は限られているという現実があります。

また、『5000円以上』と答えたのは10.3%の人々で、工夫や頻度次第ではポイ活をより効果的に活用できることが示唆されています。この調査結果は、ポイ活が日常生活の中で「ちょっとしたお得感」を得るために広く受け入れられている様子を示しています。

獲得したポイントの利用法として最も多いのは『電子マネーやギフトカードへの交換』

では、実際に獲得したポイントはどのように使用されているのでしょうか。

「獲得したポイントを主にどのように活用していますか?」という問いには、『電子マネーやギフトカードへの交換(47.2%)』という最も多い選択肢が得られ、次いで『日用品や食料品の購入(33.2%)』との結果が見られました。

獲得したポイントは現金的に使用する方が多いといえますが、実際にどの電子マネーやギフトカードに変換しているのでしょうか。

《電子マネーやギフトカードへの交換》と答えた方にさらに問うたところ、

「実際に集めたポイントをどの電子マネーまたはギフトカードに変換していますか?(複数回答可)」という質問に対し、最も多い回答は『PayPay(51.1%)』で、次に『Amazonギフト券(41.2%)』『楽天ポイント(26.4%)』が続きました。

キャッシュレス化が進む中で、多くの支持を集めている『PayPay』や、利便性の高い『Amazonギフト券』『楽天ポイント』が人気の選択肢です。

ポイ活で直面する課題は『効率が悪い』。今後に対する期待とは?

獲得したポイントの利用法はわかりましたが、ポイ活中にどのような課題やデメリットを感じているのかに着目します。

「ポイ活を始めてから、どのような課題やデメリットを感じていますか?」という問いには、最も多く『効率が悪い(時間の割にポイントが少ない)(58.6%)』という回答が寄せられ、次いで『手間がかかる(24.6%)』という結果も見られました。

この結果から、効率と手間に対する不満が多く、新たでシンプルなポイ活の仕組みが求められていることが浮かび上がります。

それでは、ポイ活にどのくらいの時間を費やしているのでしょうか。

「ポイ活に1日あたりどのくらいの時間をかけていますか?」に対しては、『5分未満(4.3%)』『5〜15分未満(18.1%)』『15〜30分未満(23.3%)』『30分以上(36.7%)』『時間は特に意識していない(17.6%)』という結果が得られました。

『15〜30分未満』『30分以上』を合わせると、約6割の回答者が1日30分ほどポイ活に費やしているとのことです。

このように、多くの人がポイ活に相応の時間を使っていることが明らかになりましたが、今後のポイ活にはどのような期待が寄せられているのでしょうか。

「今後のポイ活に期待することは何ですか?」という質問には、最も多く『獲得ポイントがもっと増えること(66.5%)』という回答が寄せられ、次いで『簡単で使いやすいアプリやサービスが増えること(23.4%)』といった意見もありました。

約7割の方が「獲得ポイントが増えること」を強く願っており、使いやすいアプリやサービスへの期待も高いことが伺えます。

アプリゲームに関する利用経験は?

近年、スマートフォンやタブレット向けのアプリゲームが増えてきました。実際にどの位の人数がそれらのゲームを楽しんでいるのでしょうか。

「これまでアプリゲームで遊んだ経験はありますか?」という問いには、以下の結果が得られました。

『毎日遊んでいる(33.7%)』

『週に数回遊んでいる(18.6%)』

『月に数回遊んでいる(7.4%)』

・『過去に遊んでいた経験がある(21.9%)』

・『遊んだ経験がない(18.4%)』

『毎日遊んでいる』『週に数回遊んでいる』『月に数回遊んでいる』という結果を合わせると、約6割の方が現在もアプリゲームを楽しんでいることがわかります。

特に『毎日遊んでいる』と答えた方に、1日あたりゲームに費やす時間を尋ねました。

「1日あたりゲームで過ごしている時間はどれくらいですか?」と問うと、『30分未満(26.5%)』『30分~1時間未満(40.5%)』『1時間~2時間未満(18.7%)』『2時間以上(14.0%)』との回答が得られました。

『30分未満』『30分~1時間未満』を合わせると、約7割の方が1日30分前後をゲームに費やしていますが、ゲームを楽しむことでポイ活ができるなら、現行の課題やデメリットが解消される可能性があります。

「ゲームで遊ぶことでポイ活ができるとしたら、どのように感じますか?」という問いには、約6割の人が『楽しいと思う(27.7%)』『続けやすいと感じる(33.8%)』と回答しました。

多くの人がゲームを楽しめば、ポイ活にもつながると思っていることがわかります。

【まとめ】ポイ活は家計を助ける一方で効率性に課題があり、ゲームでのポイ活は楽しいという見方が多数

今回の調査から、ポイ活の様々なメリットやデメリット、そして獲得したポイントの利用方法が明らかになりました。

多くの方が家計の助けや手軽さ、お得感を感じつつも、月に「500円〜1000円未満」や「1000円〜3000円未満」の金額やポイントを獲得していることが確認されました。

ポイントは主に電子マネーやギフトカードへの交換、日用品や食品の購入に利用されていることがわかりました。また、交換先として「PayPay」や「Amazonギフト券」、「楽天ポイント」などがあり、キャッシュレス決済の普及がポイ活の利便性に貢献しています。

ただし、1日に「15〜30分未満」「30分以上」の人が多い一方で、時間効率や手間の多さについて不満があり、今後のポイ活には獲得ポイント増加や利便性向上の声が集まっています。

さらに、アプリゲームの利用は広がり、特に1日に「30分未満」「30分〜1時間未満」の時間をプレイしている人が多いようです。

こうした状況から、ゲームを通じたポイ活が「楽しい」「続けやすい」と感じる理由が理解できる結果となっています。

このたび、adjoe GmbHでは、アプリゲームを介したポイ活を実現するマネタイズソリューション『Playtime』をアプリ開発者向けに提供しています。

■Playtimeとは

Playtimeは、ユーザーがアプリゲームをプレイして達成したイベントやプレイ時間に応じて、アプリ内通貨を報酬として付与する広告マネタイズのソリューションです。

また、ファーストパーティデータと機械学習技術を活かし、ユーザーの好みに合ったアプリゲームの提供を実現し、高い継続率とエンゲージメントをもたらします。

さらに、即時かつ持続的な報酬を提供し、長期的な顧客維持率の向上にも貢献します。

【Playtimeのユーザー体験フロー】

【Playtimeがアプリ事業者向けに提供する利点】

新しいマネタイズ手法の提供

Playtimeでは、アプリゲームの特定のイベント達成や所定のプレイ時間をこなしたユーザーにアプリ内通貨を報酬として提供し、アプリ開発者はユーザーのゲームを楽しむことで収益を得ることが可能になります。

アプリのエンゲージメントを向上させる

このソリューションを組み込むことで、ユーザーはアプリ内通貨を得るために機能を繰り返し利用し、アプリのエンゲージメントを高めることができるのです。ユーザーは、得たアプリ内通貨を使用するためにアプリに戻る機会が増えます。

ユーザーの満足度向上

ユーザーはPlaytimeを通じてお気に入りのゲームを見つけ、楽しみながら報酬を得ることができます。初めは簡単なゲームタスク(例:レベル2クリア)から始め、徐々に難易度を上げた報酬が得られる仕組みです。これにより、チャレンジ自体が楽しめる設計となっています。

出典元:adjoe GmbH

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