HALDATA、EC事業向けにFAQ自動生成機能を追加したTrendViewerの新機能を発表

HALDATA株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役:HAL hatanaka)は、自社が提供する商品レビュー分析SaaS「TrendViewer」に連携したEC接客AIチャットボットにおいて、「商品FAQ自動生成」という新機能を追加したことを発表いたします。

この新機能により、チャットボットと顧客との間で交わされる会話内容を自動的にFAQ形式に変換できるようになり、Google検索に加えて、ChatGPTやGeminiといった生成AIが理解しやすい構造化データとして情報を公開できるようになります。これにより、EC事業者は顧客対応を効率化しながら、検索流入の増加(SEO/AEO効果)を実現できることが期待されます。

新機能のポイント

会話からFAQを自動生成

チャットボットの会話ログを分析することで、顧客の「よくある質問」とその回答を抽出し、自動でFAQページを整備できる仕組みが整いました。これにより、専門的な知識がない担当者でも簡単にFAQページを構築できるようになり、マーケティングやサポート業務の工数を大幅に削減できるようになります。

会話ログから複数のチャットを作り出します。
FAQ生成管理画面です。

構造化データでSEO/AEOに対応

生成されるFAQは、Schema.orgのFAQPage形式で出力されるため、Google検索での強調表示が実現されるとともに、ChatGPTやGeminiなどのAIクローラが理解しやすい形式となります。このことは、従来のSEO戦略に加えて、AEO(Answer Engine Optimization)にも効果があると考えられます。

FAQ情報として形成しページとして出力されます。

常に最新FAQを維持

新たな会話があるたびにFAQは更新され、顧客は新商品の情報や季節に応じたニーズ、トラブルシューティングの事例といった内容をリアルタイムで反映されることになります。

活用イメージ

  • 化粧品ECサイトでは、使用感や成分に関する問い合わせを自動でFAQ化し、購入前の不安を解消することでコンバージョン率の向上を図ります。
  • 家電製品ECサイトでは、設定に関する質問やトラブルシューティングをFAQ化し、サポートへの問い合わせを削減します。
  • アパレルECサイトでは、サイズに関する疑問や返品に関する問い合わせをFAQ化し、顧客の満足度を向上させ、返品率を下げる取り組みを行います。

既存機能との組み合わせ

このチャットボットは、レビュー分析ツール「TrendViewer」と連携しており、以下の機能を備えています。

  • 商品レビューをAIが観点別に整理します。
  • 顧客からの質問に自然な形で回答します。
  • A2A通信を利用して他のAIとも連携します。

今回のFAQ生成機能の追加により、顧客との会話そのものがSEOやAEOに強い資産へと進化する点が注目されています。

代表のコメント

HALDATA株式会社 代表取締役 HAL hatanaka

「これからの時代、ECサイトに足を運ばなくても、自分のパーソナルエージェントとの対話を通して商品を購入できるようになるかもしれません。したがって、今ECサイトが考慮すべきは、いかに『Answer Engineに拾われるか』という一点です。今回追加したFAQ生成機能は、その解決策を示しており、AI時代におけるEC集客施策の最前線を担うサービスになると自信を持っています。」

出典元: HALDATA株式会社 プレスリリース

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