
株式会社ecbeing(イーシービーイング 本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:林 雅也)は、株式会社富士キメラ総研が発行する「ソフトウェアビジネス新市場 2025 年版」のECサイト構築(カスタマイズ型/SaaS)市場において、国内シェアNo.1※1を獲得したことを発表しました。これにより、同社は17年連続で市場シェアNo.1※1を維持する結果となりました。
現在、同社ではフルカスタマイズ可能なECサイト構築プラットフォーム「ecbeing」と自動バージョンアップに対応したオプションサービス「マイクロサービス」を組み合わせたハイブリッドなクラウド型ECプラットフォームを提供しています。2024年度も市場規模の大きいカスタマイズ型SaaS/PaaSカテゴリにおいて、43.6%(金額ベース)※1という圧倒的なシェアを獲得することに成功したとのことです。
※2008~2024年度、EC サイト構築(カスタマイズ型、SaaS/PaaS)市場占有率。2022年度まで富士キメラ総研の過去の調査結果を基に自社推定、2023年度以降は富士キメラ総研「ソフトウエアビジネス新市場」より

この記事の目次
ECサイト構築ソリューション市場の動向
「ソフトウェアビジネス新市場2025年版」によると、国内主要ベンダーの売上を合計した2024年度のECサイト構築ソリューション市場規模は473億円※2に達し、前年の420億円※2から12.6%増加したことが報告されています。ただし、前年度(2023年度)の38%増と比較すると、増加率は大幅に鈍化している状況です。特に、SaaS/PaaSカテゴリのECサイト構築ソリューション市場は、2023年度に前年比57%増という急成長を遂げましたが、2024年度は13%増にとどまり、伸び率が縮小しています。
この背景には、コロナ禍によるEC需要の急拡大が一巡し、市場が急成長期から安定成長期へと移行しつつあることが要因として考えられます。市場拡大の初期段階では新規参入や新規構築案件が多く見られましたが、現在は既存ECサイトのリプレイスや機能追加が中心となり、成長率が落ち着いてきている傾向にあるようです。今後は、市場の成長率がさらに緩やかになる中で、各ベンダーには新たな付加価値の提供や既存顧客の深耕など、質的な成長が求められることが予想されています。
※2:富士キメラ総研「ソフトウェアビジネス新市場 2025 年版」「同2024年版」 EC サイト構築(カスタマイズ型+カート型)
シェアNo.1の理由
2024年度、ecbeingはECサイト構築カスタマイズ型SaaS/PaaS市場のシェア43.6%※1を記録したとのことです。これにより、同社はECサイト構築市場において17年連続でシェアNo.1※1の地位を維持しています。
市場シェアNo.1を17年という長期間にわたって継続できた背景には、豊富な導入実績と高い信頼性があると考えられます。多くの大手企業や有名ブランドへの導入実績を積み重ねてきたことで、新規顧客やリプレイス案件においても選ばれやすい存在となっているようです。
また、顧客ごとの要望に柔軟に対応できる高いカスタマイズ性も大きな強みとなっており、多様な業種・業態に合わせた機能拡張や個別対応が可能なため、独自性の高いECサイト構築ニーズにも適切に対応できる点が評価されているとのことです。
さらに近年では、AI技術を活用した付加価値の高いサービスの提供が、顧客満足度の向上や競争力の強化に不可欠となっています。例えば、同社ではAIによるパーソナライズ配信を実現するレコメンドツール「AiReco(アイレコ)」や、レビューの要約や返信文案の自動生成を行う「ReviCo(レビコ)」、AI自動応答型カスタマーサポートツール「AIデジタルスタッフ」など、AIを活用した多様なツールを提供しています。また、データマーケティングツール「SechstantCDP(ゼクスタントCDP)」や「SechstantCRM(ゼクスタントCRM)」では、ECや店舗など各販売チャネルのデータを集約・AIを活用して分析し、新規顧客獲得の施策からリピート・ファン化促進のCRM施策まで、顧客の一連の行動に対して効果的なアプローチを可能としています。
このように、豊富な実績と高いカスタマイズ性、そして先進的なAI技術の活用を通じて、ecbeingは顧客の多様なニーズに応え続け、各社のECサイトの価値を最大化することができた点が高い評価につながっていると考えられます。
ecbeingの今後の展望について
株式会社ecbeing 代表取締役社長 林 雅也氏のコメント
「2024年も、私たちecbeingが17年連続で国内ECサイト構築市場シェアNo.1※1を獲得できたことを、大変光栄に思います。これもひとえに、日頃よりご愛顧いただいているお客様、そして共に歩んでくださるパートナー企業様のおかげです。心より御礼申し上げます。
今年は、EC市場が安定成長期に移行する中で、既存のECサイトのリプレイスや機能追加、そしてAIやデータ活用など、より高度で多様なご要望が増えてきました。
当社は、クライアントごとの課題解決に最適なご提案ができる「ECプラットフォーム」の強みを活かし、柔軟なカスタマイズと拡張性、さらに最新のクラウド技術やAIを取り入れたハイブリッドなサービス開発にも力を入れております。
今後も、650名を超える開発体制と300名のマーケティング支援体制、そして堅牢なインフラ・セキュリティを強みに、単なるEC構築にとどまらず、クライアント企業様のビジネス成長を多角的にご支援してまいります。引き続き"選ばれ続けるECプラットフォーム"として、皆様のご期待にお応えできるよう、挑戦と進化を続けてまいります。」
ECサイト構築プラットフォーム『ecbeing』について
ECサイト構築プラットフォーム「ecbeing」は、1999年のサービス販売開始以来、大手や中堅企業を中心に1,600サイト以上の導入実績を持つECのプラットフォームシステムで、国内トップシェアを誇るEビジネスの総合ソリューション※1となっています。
同プラットフォームは業種や業態を問わず、EC戦略立案から、ECサイト構築、デジタルマーケティング・デザイン支援、EC専用クラウドインフラ・セキュリティまでワンストップでの提供が可能とのことです。
単にECを構築するだけでなく、顧客ロイヤルティを向上させる「ファンマーケティング」、顧客を引き付ける魅力的なコンテンツを発信する「メディアコマース」、会員データを活用した店舗連携やアプリ等の複数の接点で最適な購買体験を提供する「オムニチャネル」など、顧客のEビジネスに合わせた幅広いサービス提供を実現しています。
また、最新のニーズに合わせて自社開発してきたMA・CMS・CRM・レビュー・SNS連携・動画・店舗予約・アプリなどの自動バージョンアップする「マイクロサービス」も豊富に用意されているとのことです。
これらのサービスを、開発650名、マーケティング300名という国内最大規模の体制で支援し、EC事業者への包括的なサービス提供を実現しています。
※1 2008~2024年度、EC サイト構築(カスタマイズ型、SaaS/PaaS)市場占有率。2022年度まで富士キメラ総研の過去の調査結果を基に自社推定、2023年度以降は富士キメラ総研「ソフトウエアビジネス新市場」より
「株式会社ecbeing」について
名 称 : 株式会社ecbeing
設 立 : 2012年10月1日
本 社 : 東京都渋谷区渋谷2-15-1 渋谷クロスタワー
代表者 : 代表取締役社長 林 雅也
資本金 : 2億円 ※2025年4月1日現在
事業内容: ECサイト構築、ECビジネスコンサルティング、ECサイトデザイン制作、ECプロモーション・マーケティング、EC専用インフラサービスをワンストップでご提供
出典元:株式会社ecbeing プレスリリース