
株式会社ジーニー(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:工藤 智昭)が、ECサイトや企業サイト向けに提供している高機能検索サービス「GENIEE SEARCH」について、APIの機能拡充を実施し、新たに絞り込み候補機能とカテゴリー集計機能を追加したことを発表しました。
今回の機能拡充により、ECサイトや企業サイトの開発者は、多様な検索機能と柔軟なデータ更新方式を備えた「GENIEE SEARCH」をより簡単に実装できるようになります。高いセキュリティと安定性を確保しながら、ユーザー体験の向上とビジネス成長を同時に実現することが可能になったとのことです。
この記事の目次
今回追加された主要機能
- 絞り込み候補API:検索条件に応じたハッシュタグやキーワード候補を取得できる機能
- カテゴリー集計API:カテゴリーごとの該当件数の集計結果を取得できる機能
開発の背景と目的
近年、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進に伴い、Webサイトやアプリケーションにおける顧客体験の向上が強く求められています。特にコンバージョン率を改善するための高度な検索機能や関連コンテンツ表示機能の需要が急増しているという状況があります。
しかし、多くの企業にとって、こうした機能を自社で開発・運用することは技術的に難易度が高く、開発コストや継続的なメンテナンスにおける負担も大きな課題となっています。
このような背景から、株式会社ジーニーでは、API開発案件の増加や顧客からの要望に応えるかたちで、従来から提供してきた「GENIEE SEARCH」のAPIを機能拡充し、新たに絞り込み候補機能とカテゴリー集計機能を追加することになったとのことです。
これにより、ECサイトや企業サイトの開発者は、多様な検索機能と柔軟なデータ更新方式を備えた「GENIEE SEARCH」をより簡単に実装できるようになっています。また、高いセキュリティと安定性を確保しながら、ユーザー体験の向上とビジネス成長を同時に実現することが可能になりました。
「GENIEE SEARCH」APIの主な特長
1.多様な検索・コンテンツ表示機能
- キーワード検索、絞り込み検索、カテゴリー検索など多様な検索ニーズに対応しています
- カテゴリーごとの該当件数の集計や、検索条件に応じたハッシュタグ・キーワード候補を自動提案することができます
- 特定の検索条件に連動したおすすめのコンテンツや、関連キーワードを自動表示する機能を備えています
- 検索キーワード入力時にリアルタイムな候補語を提案する機能(主に企業サイト向け)を提供しています
2.柔軟なデータ更新方式
- 最新データを定期的に自動反映する「スケジュール更新」機能を備えています
- 必要なタイミングでデータを更新できる「リアルタイム更新」機能(主にECサイト向け)を提供しています
3.開発者フレンドリーな設計
- 標準的なRESTful API(HTTP/JSON)を採用しており、システム連携が容易に行えます
4.高いセキュリティと安定性
- 業界標準のJWT(JSON Web Token)による認証方式を採用しています
- スケーラブルなインフラを構築しており、大規模アクセスにも対応可能です
- フロントサイドキャッシュに対応しており、高速レスポンスとサーバー負荷軽減を実現しています
活用シーン例
- ECサイト:商品検索の精度向上によりコンバージョン率をアップさせることができます
- 企業サイト:膨大な情報の中から必要なコンテンツを素早く検索できるようになります
- メディアサイト:関連記事の表示やコンテンツナビゲーションによりPV増加につなげることができます
サイト内検索ツール「GENIEE SEARCH」について
「GENIEE SEARCH」は、ECサイトや企業サイト向けに開発された高度な検索ツールです。Webサイト上に散らばっている情報を整理し、使いやすい形で提供することにより、Webサイトの売上向上や顧客体験の改善をサポートします。
このサービスの特徴として、検索されたキーワードをシステム内で集計・分析し、検索結果の改善に活用できる点が挙げられます。また、これによりユーザーのニーズが把握できるため、コンテンツの改善や商品開発にも役立てることができます。
「GENIEE SEARCH」は、ECサイト運営者や企業サイト管理者が抱える「サイト内の情報が探しづらい」「必要な情報にユーザーが辿り着けない」といった課題を解決し、ユーザー体験の向上と売上の拡大を同時に実現するソリューションとして提供されています。
近年のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進の流れの中で、Webサイトやアプリケーションにおける顧客体験の向上が重要視されており、「GENIEE SEARCH」はそうしたニーズに応える形で機能強化が続けられています。今回の絞り込み候補APIとカテゴリー集計APIの追加も、そうした取り組みの一環として位置づけられています。
多くの企業にとって、高度な検索機能や関連コンテンツ表示機能の自社開発は技術的に難しく、コストの面でも負担が大きいものです。「GENIEE SEARCH」はそうした企業の課題を解決し、容易に高機能な検索システムを導入できる環境を提供することで、企業のDX推進をサポートしています。
株式会社ジーニーについて
株式会社ジーニーは、「誰もがマーケティングで成功できる世界を創る」、「日本発の世界的なテクノロジー企業となり、日本とアジアに貢献する」という2つのPurpose(企業の存在意義)のもと、企業の収益拡大・生産性向上など様々な課題解決につながるソリューションを開発・提供するマーケティングテクノロジーカンパニーです。
同社は広告プラットフォーム事業、マーケティングSaaS事業、海外事業、デジタルPR事業などを展開しており、「GENIEE SEARCH」はマーケティングSaaS事業の一環として提供されています。
株式会社ジーニーは2010年4月に設立され、東京都新宿区に本社を置いています。代表取締役社長は工藤 智昭氏が務めています。

「GENIEE SEARCH」の今回の機能拡充により、ECサイトや企業サイトの開発者は、さらに使いやすく柔軟な検索システムを構築することが可能になりました。ユーザー体験の向上とビジネス成長を同時に実現したい企業にとって、強力なツールとなることが期待されています。
出典元:株式会社ジーニー プレスリリース