検索対策サービスを軸にWebマーケティングサービスを提供するオルグロー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:南永一)が、Web担当者の被リンクに対する意識調査を実施し、その結果を発表しました。日本国内で就労しているWebサイトの運用担当者・マーケティング担当者を対象にしたこの調査では、6割超のサイト運用者が被リンクについてなんらかの認識を持っている一方、約4割の回答者が十分に把握できていないことが明らかになりました。

調査概要

アンケート名:WEBサイトの運用に関するアンケート
アンケート開始日:2025年04月07日~2025年04月09日
対象:WEBサイト運営者・マーケティング担当者 206名(日本国内に住む就労中の25歳~59歳までの男女)
調査方法:インターネット調査
調査委託先:アイブリッジ株式会社

アンケート詳細(単純集計結果)

Q1. あなたが運営しているサイトに対し、被リンクはSEO対策上重要だと思いますか?

調査結果によると、84.95%(「非常に重要だと思う」31.07% + 「ある程度重要だと思う」53.88%)の回答者が被リンクをSEO対策上重要であると認識していることがわかりました。この数字から、多くのWebサイト運営者が被リンクの重要性を高く評価していることが伺えます。

Q2. あなたが被リンクの質を評価する場合、最も重視する点をお選びください。

被リンクの質を評価する際に、「リンク元ページと自サイトとの関連性」を重視する回答者が45.71%と最も多く、次いで「リンク元サイトの権威性・知名度」が20.00%という結果になりました。このデータからは、単に被リンクの数だけを追求するのではなく、関連性や権威性といった質的な側面を重視する傾向が強いことが示されています。

Q3. あなたは運営するWEBサイトに、被リンクを獲得するための取り組みを行っていますか?

「積極的に取り組んでいる」と「時々取り組んでいる」の回答を合わせると80.0%に達し、多くのWebサイト運営者が被リンク獲得に何らかの形で取り組んでいることがわかります。この結果から、被リンク獲得が現場で高い関心を集めていることが見て取れます。一方で、約2割の回答者はまだ取り組めていない状況にあります。

Q4. あなたのサイトで被リンクよりも重要だと考えていること、または注力していることについて最も当てはまるものをお答えください。

※ Q1.でリンクを「重要ではない」と考えている層の回答

被リンクよりも重要視している点として、最も多かったのが「ペナルティにならない運用」で29.03%、次いで「MEOやSNSでの集客」が22.58%、「ブランド認知」が16.13%、「コンテンツ」と「速報性」がそれぞれ12.90%という結果となりました。この回答からは、被リンク以外にも多様なSEO対策や集客施策に注力している実態が明らかになっています。

Q5. 被リンク対策に関する課題や悩みについて、最も当てはまるものをお選びください。

被リンク対策における課題として最も多く挙げられたのは「時間や人手が不足している」(33.50%)であり、続いて「費用がかかる」(21.84%)、「SEO効果が実感できない」(18.93%)、「被リンク獲得の方法がわからない」(9.71%)となりました。これらの結果から、リソース不足やノウハウ不足が被リンク対策を進める上での大きな障壁となっていることがわかります。

Q6. 現在、あなたが運営するWEBサイトの被リンク状況を把握していますか?

被リンク状況の把握度については、「ある程度把握している」が52.43%と最も多く、次いで「あまり把握していない」が28.16%、「正確に把握している」が13.11%という結果となりました。「正確に把握している」と「ある程度把握している」を合わせると6割以上となり、多くのWebサイト運営者が何らかの形で被リンク状況を把握していることがわかります。これはWebサイト運営者の間でリンクへの関心が高いことを示す結果と言えるでしょう。

Q7. 被リンク獲得を支援するサービスがあれば利用したいと思いますか?

被リンク獲得支援サービスの利用意向について、「条件次第で利用したい」という回答が52.91%と最も多く、「ぜひ利用したい」の18.45%と合わせると7割以上が利用に前向きな姿勢を示していることがわかりました。この結果は、被リンク獲得の重要性を認識しながらも自社だけでは対応が難しい、という現場の実情を反映していると考えられます。

Q8. 被リンクを獲得するサービスに対して支払う予算は、いくらなら妥当だと思いますか?

被リンク獲得支援サービスに対する予算感としては、「月間5万~9万円程度」が45.15%、「月間10万~19万円程度」が39.32%とボリュームゾーンとなっています。この結果から、多くのWebサイト運営者が被リンク獲得支援に一定の予算を充てることを検討していることがわかります。

調査結果から見えてきたWebサイト運営者の被リンクに対する認識

今回のアンケート調査から、多くのWebサイト運営者・マーケティング担当者が被リンクをSEO対策上重要な要素として認識しており、80%以上が積極的にまたは時々被リンク獲得に取り組んでいることが明らかになりました。

特に注目すべき点として、被リンクの質を評価する際には「リンク元ページと自サイトとの関連性」を重視する傾向が強く、単純にリンク数を増やすことだけを目的とするのではなく、コンテンツの関連性や質を重視する意識が高いことが分かります。

一方で、「時間や人手不足」「費用負担」「効果実感の難しさ」といった課題も多く挙げられており、Webサイト運営者にとって被リンク対策が簡単ではない現状も浮き彫りになりました。また、約4割の回答者が自サイトの被リンク状況を十分に把握できていないという結果も、今後の課題を示唆しています。

被リンク獲得支援サービスについては7割以上が利用に前向きであり、特に「月間5万~19万円程度」の予算感を持つ運営者が多いことから、適切な価格帯でのサービス提供が求められていると考えられます。

オルグロー株式会社について

法人名:オルグロー株式会社
所在地:〒150-0045 東京都渋谷区神泉町10-10 VORT渋谷神泉ビル 6階
代表:代表取締役社長 南 永一

出典元:オルグロー株式会社 プレスリリース

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