株式会社アドインテが、株式会社ロフトとの業務委託に基づき、2025年5月から新たに「リテールメディア」に注力することを発表しました。

アドインテは、ロフトの顧客体験を向上させ、パートナー企業(広告主)に対する効果的な販売支援を実現するため、リテールメディアの導入を進め、新しい広告メニューの提供を開始するとしています。

【リテールメディアにおける主要な取り組みの概要】

① 全国のロフト店舗における縦型デジタルサイネージ広告

ロフト店舗内や健康雑貨売場に設置されたデジタルサイネージによって、企業やブランドの取り扱い商品やサービスに関する広告が配信されます。これにより、従来の店頭POPでは伝えきれなかった商品ストーリーや魅力を、来店客に直接訴求できるようになります。また、広告主には詳細なレポート機能が提供され、広告配信後の顧客購買動向を把握し、効果測定やプロモーションの最適化を支援します。

② ロフトの主力店舗に設置するレジ上サイネージ広告

ロフトの旗艦店舗に、レジ上に連結した大型サイネージを設置し、ロフトの販促コンテンツや広告主の関連情報を展開します。これによって、縦型サイネージとは異なる新たなロケーションでの印象的な広告訴求が可能となり、ブランディング効果が高まります。

③ ロフト公式アプリにおける広告配信

ロフト公式アプリでの広告配信により、認知度向上と販売促進を図ります。広告のインプレッション数やクリック率(CTR)など、顧客の反応を分析し、広告主にその結果を報告します。

④ ロフトサンプリングボックス「ロフボ」の導入

サンプリング専用自動販売機「ロフボ」が、ロフトの主力店舗に登場します。この「ロフボ」はロフトアプリの会員向けに、自動販売機を通じて新商品の試供品を無償で提供するものです。リテールメディアの中でも特に注目されるこの「ロフボ」は、来店客数やアプリダウンロード数の増加、さらには店舗スタッフの負担軽減を目的としています。また、「ロフボ」を利用した後の購買行動を分析することで、新たなマーケティング施策に活用される予定です。

今後、アドインテはロフトアプリ会員の購買データと広告データを統合することで、広告効果の検証や販売促進手法、タイミングの最適化を図ります。リテールメディアの進化に向けて、広告メニューの共同開発が継続される予定です。

出典元:株式会社アドインテ

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