
株式会社エートゥジェイ(本社所在地:東京都港区、代表取締役社長:飛鷹祐哉、以下エートゥジェイ)は、クラウドECサイト構築プラットフォーム「メルカート」と、株式会社ストラテジット(本社所在地:東京都港区、代表:加藤史恵、以下ストラテジット)が開発したSaaSベンダー向けソリューション「JOINT iPaaS for SaaS」とのシステム連携を開始したことを発表しました。
この連携により、メルカートを利用する事業者は、自社の他のシステムとのフレキシブルでシームレスな統合が可能となり、業務の効率向上が期待されています。
この記事の目次
連携の背景
新型コロナウイルス感染症の影響でEコマースの消費行動が定着し、令和4年には日本国内のBtoC-EC市場規模が22.7兆円に達しました(前年は20.7兆円、前々年は19.3兆円で、前年比9.91%の増加)。このようにEC市場は成長を続けており、この市場背景から「メルカート」と他社SaaSとの連携をノーコードで実現する「JOINT iPaaS for SaaS」が今回の連携に至りました。これにより、エンジニアでない方でも手軽にEコマースと周辺SaaSを組み合わせられる未来が描かれています。
連携の概要
新たなシステム連携により、メルカートは標準で提供される外部システムを超えて連携が可能になります。以下の図に示すように、事業者は使用している様々な外部連携ツールとの柔軟かつスムーズな統合が実現できます。

連携による事業者様へのメリット
・業務効率化:さまざまなシステムとの連携を自動化することで、手作業によるデータ入力や処理作業を削減し、業務効率の大幅な向上が期待されます。
・自社に合った連携の実現:外部システムとの統合時には、EC事業者独自のデータ仕様によるカスタム項目のマッピングが簡単に設定できます。
・データ活用:顧客情報の一元管理やパーソナライズされた情報の配信、購買体験の向上が期待され、新たなビジネスチャンスの創出が可能になります。
・業務フローの整備:システム間の連携を自動化することで、効率的な業務フローの構築が可能となります。
今後の展望
「JOINT iPaaS for SaaS」と「メルカート」の連携により、EC事業者のビジネス成長を支援しつつ、メルカートと外部サービスとのデータ連携を進めていく方針です。
株式会社ストラテジット 代表取締役 加藤史恵氏 コメント
株式会社エートゥジェイ様が自社製品『メルカート』に『JOINT iPaaS』を導入してくださることを大変嬉しく思っています。今後ともエートゥジェイ様と協力し、さらなる価値を創出し事業者様の成長を支援するパートナーシップを強化してまいります。
株式会社エートゥジェイ 取締役/メルカート事業責任者 渡邉章公 コメント
日本国内でのSaaSの急速な普及が進み、システムが人に合わせる時代から、SaaSを組み合わせて事業基盤を構築する時代へと変化しています。急速に成長を続けるEC市場では、SaaSプロダクトを迅速に組み合わせることが不可欠となっています。
JOINT iPaaS for SaaSのサービス概要
JOINT iPaaS for SaaSは、自社プロダクトと他SaaSとの連携の開発、管理、運用を効率的に行える組み込み型iPaaSです。専門知識がなくても、直感的なユーザーインターフェースやノーコード(またはローコード)アプローチにより、効率的な連携アプリの開発が実現できます。
メルカートのサービス概要
メルカートは、国内ECサイト構築実績No.1の「ecbeing」を基盤とした次世代のクラウド型ECサイト構築プラットフォームです。AI技術を活用した業務効率の向上、ノーコードによる直感的な操作性、高いセキュリティ、最新トレンドに即応した機能の自動アップデートが実現されます。
出典元: 株式会社エートゥジェイ プレスリリース