従来の倉庫出荷方式は、過去の販売データに基づいた自動出荷が一般的ではありますが、需要は未来の販売動向によって変動するため、店舗での在庫過多や欠品が生じ、結果として無駄な物流コストが発生するリスクがあります。また、在庫が長期間滞留することで、値引きや店舗間の移動により粗利が圧迫される問題も懸念されています。
新たに導入された機能では、全店舗および全SKUの不足在庫に基づき、自動で移動数を算出することが可能です。店舗の売場状況や作業負荷も考慮に入れたフレキシブルな倉庫出荷リストを生成することで、適正な出荷量を実現し、不要な物流費を削減し、さらなる売上や粗利の増加、人的コストの抑制に寄与します。
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FULL KAITEN〈倉庫出荷〉を導入したお客様の声
タビオ株式会社様より
抱えていた課題
・必要最低限の在庫で粗利、売上を創りたい
・経験や感覚ではなく、データに基づいて出荷数を決定したい
・欠品抑制に加え、店舗の余剰在庫を解消したい
・店舗で発注業務(倉庫出荷業務)を実施しているため、店舗の業務負荷を解消したい
定量成果
・在庫高:1.9%ダウン
在庫高を抑えつつ、店舗での販売機会損失を防ぐことに成功しました。
定性成果
・業務時間
一店舗あたり、月8時間→月4時間に短縮
4時間×33店舗=120時間近く削減できました。
業務に関わる人数
・4名→3名
FULL KAITENを導入した一番の決め手
・店頭の販売員が確保しづらい中、人材不足の解消に寄与するサービスと感じました。
・販売員の作業時間削減に加え、販売員と同じ精度での発注が可能となり、価値を感じています。
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FULL KAITEN〈倉庫出荷〉で実現できること
データに基づく先手の倉庫出荷で粗利を確保
FULL KAITEN〈倉庫出荷〉では、需要を考慮した最適な移動数量を算出し、移動条件を反映させたリストを簡単に作成できるようになります。
売れるタイミングは一瞬であり、ちょっとした判断の遅れが大きな損失に繋がるため、予測データを活用した「先手」出荷が業績を向上させます。
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出荷条件を踏まえた効率的なリスト作成が可能
『FULL KAITEN〈倉庫出荷〉』は、時機を逃さず適正な出荷をするためのリストを簡単に作成可能です。
これにより、店舗ごとに適切な出荷が行われ、無駄な運送費が抑制され、売上や粗利の生成に寄与します。
営業利益を確保するのが困難になる時代において、適時適切な倉庫出荷を行い、各店舗に最適な在庫数を確保することで、売上・粗利益・キャッシュフローの増加を実現するビジネスモデルへの変革が求められます。現在の在庫を貴重な資産と捉え、データに基づく分析能力を強化することが不可欠です。
出典元:フルカイテン株式会社