
株式会社ZAICO(本社:山形県米沢市、代表取締役:田村壽英、以下「株式会社ZAICO」)が提供するクラウド在庫管理システム「zaico」では、新たに「おまかせAI入庫登録」という機能が導入されました。この機能により、紙の帳票の画像をアップロードするだけで、AIがその内容を解析し、自動で物品の入庫登録を行うことが可能です。
2024年12月5日に実装された「おまかせAI在庫登録」に続き、AIとOCR(光学文字認識)技術を駆使して開発された新たな機能です。
この記事の目次
新機能「おまかせAI入庫登録」とは
新機能「おまかせAI入庫登録」では、手書きの帳票の画像やPDF、CSV、Excelファイルをアップロードするだけで入庫登録を簡単に行えるようになっています。AIとOCR技術を用いて内容を解析し、自動的に入庫データを生成することが可能です。
AIは読み取った結果に基づき、最も適切と思われる在庫データを推測し、自動的に候補として表示する機能が搭載されており、よりスムーズで柔軟な運用を実現しています。
入庫データとは?
入庫データは、倉庫に納入された物品の数量、単価、入庫時刻などの情報を記録するもので、在庫の増減や資産を管理するためには欠かせないデータとなります。
従来の入庫登録
これまで、zaicoでの入庫データ作成(入庫登録)の方法は、手動登録とCSVファイルでの一括インポートの二つのみでした。
- コードスキャンなどによる手動登録
- CSVファイルでの一括インポート
そのため、以前は手間がかかる作業が必要でした。
今後の入庫登録と活用イメージ
新機能「おまかせAI入庫登録」を活用することで、帳票の映像またはPDFファイルをzaicoにアップロードすれば、「何が・いくつ入荷したのか」をAIが解析し、自動的に入庫データを生成します。
例えば、日々大量に届く紙の「納品書」や「注文書」の写真を撮影してアップロードするだけで、入庫登録の手続きが完了する仕組みです。これにより、手動のデータ入力や転記にかかる時間や労力を大幅に軽減し、現場の業務負担を削減することが可能になります。

新機能開発の背景
株式会社ZAICOは、顧客の声を直接伺うために「顧客訪問」を大切にし、現場のニーズや要望を丁寧にヒアリングする活動を行っています。
今回リリースされた新機能「おまかせAI入庫登録」は、こうした訪問活動を通じて寄せられた「このような機能があれば便利だ」という顧客の声を基に、現場の業務効率化を目指して開発されたものです。
クラウド在庫管理システムzaicoとは
いつでも、どこにいてもリアルタイムで在庫状況を確認できるクラウド型在庫管理システムです。コードスキャンやアラート機能を搭載し、欠品や過剰在庫の防止、入出庫の精度向上、棚卸の効率化を支援しています。
多様な業界で導入されており、累計登録社数は18万社以上、継続利用率は92%を超えています(※2)。
(※2)2025年5月時点のzaicoの累計登録社実績によります。
株式会社ZAICOについて
「物の情報を集め、整理し、提供することで、社会の効率を向上させる」というビジョンのもと、2016年からクラウド在庫管理システムzaicoを開発・提供してきました。「在庫管理を行う人」が必要ない未来を目指し、顧客の声に正直に向き合い、画像認識やIoTなどの最新技術を用いて在庫管理の自動化・効率化に取り組んでいます。
そして、創業以来メンバーは全員フルリモートで、日本全国や海外から参加し、さらなる事業成長を進めています。
【会社概要】
設立:2016年10月18日
代表取締役:田村 壽英
事業概要:クラウド在庫管理システム「zaico」等の開発および販売
本社所在地:山形県米沢市大字花沢331番地
出典元: 株式会社ZAICO プレスリリース