
自動販売機JP(https://jidohanbaiki.jp/)で無人化・セルフ化事業を提供する株式会社パルサー(本社:宮城県仙台市、代表取締役:阿部章)は、全国の20〜65歳の男女に「自動販売機に関する調査」を実施しました。
調査背景
ここ数年で冷凍自動販売機や物販自動販売機の普及が進み、2022年12月末には食品自動販売機の台数が77,700台に達し、前年比で106.7%増となった(日本自動販売システム機械工業会調べ)背景のもと、現在飲料以外の自販機を購入したことがある割合はどれくらいなのか調査しました。
調査概要
・調査タイトル:自動販売機についての調査
・調査期間:2024年1月
・調査対象者:20歳~65歳までの男女、合計167名
・調査方法:インターネット(WEB)調査
・エリア:全国
・自動販売機JP調べ:https://jidohanbaiki.jp/
《調査結果ポイント》
・ 飲料以外の商品ではアイスが最も購入率が高い
・男性は女性に比べ「ラーメン・餃子」「アイス」「パン」の購入率が高い
・女性は男性に比べ「お菓子」「デザート」「ドレッシング」の購入率が高い
調査結果(全体)

・飲料以外だとアイスが最も購入されており、購入率は61.1%という結果に
全国の20歳~65歳までの男女167名を対象にアンケート調査をおこなったところ、回答者の半数以上(61.1%)が自動販売機でアイスを購入した経験があるという結果になりました。次いで「パン」や「お菓子等の軽食」が共に38.3%の購入率で続き、「トレカ・ガチャガチャ」が26.3%、「ラーメン・餃子」が22.2%となっており、これらがトップ5に挙げられます。
調査結果(男女別)

・女性のほうが男性に比べ、お菓子やデザートの購入経験率が高いという結果に
衣服や昆虫食、釣り具などの特定カテゴリーでは男女間の購入率に大きな違いは見られませんが、「お菓子等の軽食」や「プリン等デザート」、「ドレッシング・調味料」といった特定の商品においては女性の購入率が男性を大きく上回っており、特に「プリン等のデザート類」と「ドレッシング・調味料」は女性がそれぞれ10.8%に対して男性は3.2%と3倍以上の差があります。
対して、「アイス」や「パン」「ラーメン・餃子」に関しては、男性が女性に比べて購入経験率が高いことが示されています。
調査結果(男性)

・パンやラーメン、餃子等の食品の購入率が高い傾向に
最も多く購入されているのはアイス(64.5%)、続いてパン(44.1%)となっており、これらは日常生活での即時消費に便利な商品です。トレカやガチャガチャにも一定の人気があり(25.8%)、ラーメンや餃子などの食事代替商品も購入率が高い傾向です(24.7%)。他の食品類の購入率は比較的低めであり、特にデザート類の購入はまだ一般的ではないようです。
調査結果(女性)

・お菓子等の軽食やデザート、ドレッシングの購入率が高い結果に
女性の回答だとアイスが最も人気で(56.8%)、お菓子類が(43.2%)の購入率を示しています。日常の食品であるパンも(31.1%)、ラーメンや餃子も(27.0%)となっており、男性と比較してそこまで大きく購入率の差が開きませんでした。ただし、「ドレッシング・調味料」や「デザート」においては男性より購入率が高い結果になっています。
まとめ
本調査により、自動販売機から飲料以外の商品を購入する行動には、性別による違いがあることが分かりました。特にアイスは男女共に最も高い購入率を示しており、男性は「ラーメン・餃子」「パン」などの食事代替品の購入が、女性は「お菓子」「デザート」「ドレッシング」などの軽食や調味料の購入が顕著です。これは、男性が即席で満足感のある食品を、女性がスナックやデザートを好む傾向にあることを示唆しています。